" 冷静と情熱のあいだ "
監督 中江功
原作 江國香織、辻仁成
出演 竹野内豊
ケリー・チャン
ユースケ・サンタマリア
篠原涼子
マイケル・ウォン
あらすじ、ネタバレ御免
10年後フィレンツェの大聖堂に一緒に登ると
男と女は約束する
***
1966年 大豪雨によるアルノ川の氾濫は
フィレンツェの中心地を襲い 多くの芸術作品を破壊した
フィレンツェの街全体が修復工房と化した
*
1990年 春
19歳の竹野内は
下北沢の安斎肇さんの中古レコード店で
ケリンとすれ違い一目惚れ
ケリンは日本人を父に持つ留学生
1991年
ケリン二十歳の誕生日
10年後のケリンの誕生日は
フィレンツェの大聖堂でお祝いすると
竹野内はケリンと約束する
*
ケリンは竹野内に内緒で子供を堕す
竹野内の父に金を積まれ堕ろせと言われたから
竹野内はケリンと別れる
*
1994年 春
竹野内は23歳の時 修復の勉強をするためイタリアへ渡った
フィレンツェのトップクラスの工房で3年間
訓練生として学びながら 仕事を覚えた
*
ケリンは知人の結婚式の後 竹野内を見かける
*
竹野内の恋人 語学学校に通う涼子は怒ってる
竹野内は昨日ベッドでケリンと呼んだ
ケリンって誰?
*
1997年 春
ミラノ支店に主張になったユースケ
3年ぶりに竹野内に会いに来る
ユースケはミラノでケリンに会った
宝石店で働いていた
2人が あんな別れ方をしたのでユースケも気にしている
竹野内はミラノへ ケリンに会いに行く
ケリンは大実業家のウォンさんと暮らしていた
2人は幸せそうだった
*
仕事でトラブルがあった竹野内
涼子は竹野内を慰める
1998年 春
竹野内は帰国
涼子も学校を辞め帰国
*
ミラノでウォンと暮らすケリン
愛してはいるが結婚は望んでいない
*
1999年 春
ケリンとフォンの間に亀裂が入る
*
2000年 春
竹野内は修復師としてまたフィレンツェで働くと決める
やっぱり涼子じゃだめ
竹野内はユースケ・サンタマリアに見送られ イタリアへ
*
2001年 春
竹野内はサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂に1人で登る
ケリンと再会する
まさか 本当に来るなんて
どうしよう
とりあえず寝る
体の穴を埋めれば 心の穴も埋まる
めでたし、めでたし
苦手なものにも果敢に挑戦する僕ではあったが
やっぱり恋愛ものは苦手
やっぱり途中で飽きる
それらのものは
やがて どんどん古くなり
修復しても また次々に傷んでいく
そうやって やがて
未来は次なるものに引き継がれる
イケメソは美人に恋をして
美人はイケメソに恋をして
11年かけて 恋が実って良かったね
振られた2人は残念だったね
2001年 日本映画 124分
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