監督 ニコラス・ローグ
原作 ダフネ・デュ・モーリア
音楽 ピノ・ドナッジオ
出演 ジュリー・クリスティ
ドナルド・サザーランド
家の前の林で遊ぶ
赤いレインコートを着た女の子と兄
両親ドナルド&ジュリーは家の中
女の子は池に落ちたボールを取ろうとして
池に落ちる
不吉な予感にドナルドは家を飛び出すが
手遅れ
*
ベニス ( ヴェネツィア )
聖ニコライ教会の修復保存の指揮をとるドナルド
ひと段落つけて妻ジュリーと食事
ウェンディ&ヘザー姉妹に出会う
盲目の妹ヘザーには霊感がある
赤いレインコートを着た女の子の幽霊が見える
もう心配しないで、と言っている
ジュリーはヘザーの話を信じるが
ドナルドは信じない
ジュリーは気を失う
*
病院に運ばれる
すぐに元気になる
ジュリーは
また子供を作ろうかと思う
*
入浴
ベッドで夫婦の絆を取り戻し
清々しい気分で服を着て
レストランに行こうとして
道に迷う
*
翌日
ウェンディ&ヘザーにまた会う
ジュリーはお茶に呼ばれる
ヘザーは女の子からお告げを受ける
ベニスにいれば
ドナルドの命が危ない・・・
オカルト・サイコ・スリラー
だと思うけで
謎を残して終わる
それは監督が意図した戦略？
ウェンディ&ヘザー姉妹は
何者なのか
ドナルドが見たのは
幻覚か
何が起こったか
何を見ちゃだめなのか
概念の映像化？
究極の愛は
相手の死によって成就する？
２回見ると
なんとなく納得する
"今"を見るな
監督の思いつきで
アドリブで撮られ
カットバックを多用したベッド・シーンは
映画史上最高と評価された、、らしい
公開当時、アメリカでは
成人映画に指定された
目に見えない人生の転換期
前に進むのが難しい
精神的打撃から
どうやって回復するか
差し出した手は届かない
1973年 UK/イタリア映画 106分 制作費110万ドル
・