" 7 CAJAS "
監督 フアン・カルロス・マネグリア
タナ・シェムボリ
出演 セルソ・フランコ
ラリ・ゴンサレス
ビクトル・ソーサ
ニコ・ガルシア
南米中部パラグアイ 4市場
2005 4月 15:30
店先のテレビで
映画を見るビクトル17歳
手押し車で荷物を運ぶポーター
姉のタマラは
中古ケータイの買い手を探してる
録画用カメラ付き
ビクトルも欲しいが
60万グアラニーは高すぎる
そのケータイは
韓国料理店で一緒に働く妊婦レティのもの
彼女は出産間近で金がいる
恋人グスとの子
薬屋で子供の薬の金が足りず
ツケで売れとネバるネルソン
ビクトルの商売敵のポーター
ビッグセルの売り子アレハンドラ
警官から口説かれ断るに断れず
ビクトルはケータイが諦められない
ビッグセルに並ぶ新品の多機能ケータイは
100万グアラニー
手が出ない
アレハンドラに兄グスから電話
予定していたポーターが来ない
すぐ来れるポーターを探している
ビクトルはグスの働く肉屋へ
運ぶのは7つの箱
場所は後からケータイに連絡する
まずは遠くに運べ
でもビクトルはケータイがない
肉屋の若い衆のケータイを借りる
この箱は命がけで守れ
カネは配達が終わったら100ドル
両替すれば70万グアラニー
肉屋に遅れて到着ネルソン
ビクトルに仕事を取られて納得いかない
肉屋の主人は
知らないガキに大事な箱を運ばせたのが不安
グスに箱を取り戻すよう命令
ビクトルに纏わりつくリズ
じゃじゃ馬だが機転は利く
韓国料理店の調理場でレティ破水
タマラと店長の息子ジムが病院へ運ぶ
肉屋の主人は電話で
禿げ眼鏡のルイスから仕事を請け負った
頼まれたのはトマトかレタスか暗号か
右往左往のビクトル
箱の中身は・・・
原題は
"セブンボックス"じゃなく
"シエテ カハス"
英語なんか出てこない
(喋ってるのが
スペイン語かグアラニー語か判らないけど)
英題を邦題にするにしても
英題は"7BOXES"
"セブンボクシズ"
僕は初めてのパラグアイ映画(多分)
誤解、行き違い、偶発事故
単純だった命令が複雑に展開してゆく
ブラック・コメディ的
巻き込まれ型サスペンス
2012年 パラグアイ映画 105分 制作費65万ドル
サン・セバスチャン国際映画祭 ユース賞受賞
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