" 鉄砲娘の捕物帳 "
監督 宮地昌幸
原作 桜庭一樹
江戸時代末期
雪の陸奥の山の中で
14歳の雌の猟師は
男の白犬を撃ち殺す
少女の名は大山浜路
育ててくれた祖父が死んで一人暮らし
浜路は5年前に江戸に出た兄道節から
呼ばれる
*
江戸では
徳川家定から「 伏狩りの令 」が出された
伏の特徴は
一、牡丹の痣が有
二、獣の匂が有
三、犬歯が有
伏は人間と犬の合いの子
この秋、八匹そろって江戸に出て来た
夜な夜な人を殺す極悪非道な連中
今日までに六匹がさらし首
残りは二匹
江戸はで迷う浜路は
伏と遭遇
( 伏は人間の生き魂を食らう )
役人から浜路は
伏の仲間と間違えられる
伏は浜路を連れて逃げる
浜路を兄道節の家に案内する
道節はボロ長屋で極貧暮らし
食事は船で飯売る女船虫のおこぼれ
( おこぼれでも金はとる?)
道節の描く構想は
鉄砲の腕の立つ妹浜路に
伏を狩ってもらい懸賞金をたんまり貰う・・・
作画が雑
好みじゃない
時代考証は無視
世界観についてゆけない
南総里美八犬伝がモチーフ
らしいが
ほとんど関係ない
いざとなっても玉は出さない
滝沢馬琴が
脇役で出て来る
2012年 日本映画 110分
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