「 ワールド・コード 陰謀の支配者たち 」 | 0・・映画toほげほげ

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♪ ほげほげたらたらほげたらポン ほげほげたらたらほげたらピー ♪
★映画のほげほげ等、気まぐれ備忘録★

  " THE ・・・ CONSPIRACY "
        conspiracy = 陰謀


監督  クリストファー・マクブライド
出演 テランス
   2人の映像作家
   ( カメラマン )


 2011年7月
 2人の映像作家が陰謀論者のテランスに
 インタビューを開始


我々は自由ではない
自由という錯覚を与えられているだけ
我々は彼らが作ったこの社会の奴隷だ


2006年に米国軍事法廷で成立した法律は
国民を非公式に無期限拘留できるとしている

2009年に可決された法律では
国土安全保障省は緊急時に
合衆国連邦緊急事体管理庁強制収容キャンプに
市民を拘留できる

 **

9.11

ペンタゴンにも飛行機が墜落したと騒がれたが
100台以上のカメラ映像は没収され
唯一公開された映像には爆発しか映っていなかった


パキスタン警備局が9.11の直前に
テロ容疑で懸賞金をかけた
パキスタン軍統合情報局長モハメド・アックは
9.11の朝ワシントンにいた

その事実を
ライス国務長官は否定

 **

アメリカは国を動かすために
国民の命を利用する

 *
第一次世界大戦中の1915年
アメリカは世論が参戦を望まず
「孤立主義」をとっていた

アメリカ政府は
ドイツ大使館の警告を無視し
客船ルシタニア号をドイツ領域への出航させる

結果、ドイツ軍Uボートに撃沈され1,198人が死亡

世論は一気に参戦に傾く

 *
1941年
アメリカ政府は
日本軍の真珠湾攻撃の情報を入手するが
その情報をわざと放置した

 *
1964年
北ベトナム沖のトンキン湾で
アメリカ駆逐艦が損傷を受ける
米海軍は北ベトナム軍の攻撃によると発表
米議会は北ベトナムへの攻撃を決定し
ベトナム戦争へと突入する

しかし1971年
北ベトナム軍の攻撃はなかった、とする
アメリカ国家安全保障局の文書が公開された

 *
9.11も自作自演?

世界を裏で操作しているのは誰?

 ***

 2011年7月20のインタビューを最後に
 テランスと連絡が取れなくなる

 2011年8月24日
2人はテランスのアパートを訪ねるが不在
消息はつかめない

2人はテランス失踪の謎を追う・・・



   何がウソで
   何が本当か分からない
   いわゆるモキュメント作品



   映画で取り上げられた   
   Tarsus Clubのホーム・ページは
   確かに存在する

   しかしそれ以上は何も分からない

   Googleでも
   ほとんどひっかからないし

   ウィキペディアでは
   デマ記事一覧の中に
   架空のクラブとして
   その名前が記されているのみ

   Tarsus Clubのホーム・ページは
   映画会社が宣伝用に作った?

   別のクラブを隠すための陰謀か?



   この映画は1つの仮定の話
   クラブの名前はどうでもいい
   クラブの詳細はどうでもいい



    彼らが何者かより
    彼らが何をしたかが知りたい

    その事については
    何も語られない


    真相に近づこうとして
    襲われておしまい

    これじゃ食人族と同じ



   どうでもいいことを
   いかにもドキュメンタリー風に
   とてもうまく作っているので
   逆に腹がたってくる

   
   邦題の"ワールド・コード"は意味不明   
   "ワールド・オーダー"の方がよかった


 ワールド・コード


2012年 カナダ映画 84分 110万ドル