監督 リチャード・レスター
原作 アレクサンドル・デュマ・ペール
出演 オリヴァー・リード (アトス)
ラクエル・ウェルチ (コンスタンス)
リチャード・チェンバレン (アラミス)
マイケル・ヨーク (ダルタニアン)
フランク・フィンレー (ポルトス)
クリストファー・リー (眼帯伯爵)
ジェラルディン・チャップリン (アンヌ王妃)
ジャン＝ピエール・カッセル (ルイ13世)
フェイ・ダナウェイ (ミレディー)
チャールトン・ヘストン (リシュリュー枢機卿)
あらすじ、ネタバレ御免
17世紀、フランス
ガスコーニュの田舎育ちダルタニアンは
銃士になろうと
故郷を旅立ちパリへ向かう
ところが道中
眼帯伯爵と護衛兵に馬鹿にされた挙げ句
親から貰った剣を折られる
バリに着いたダルタニアンは
銃士隊長トレビユに謁見
入隊を許され剣を貸りる
そこでダルタニアンは眼帯伯爵を発見
あわてて追いかけ
次々に3人の銃士にぶつかり
それぞれと決闘するはめになる
決闘の時間
4人が揃ったところで
リシュリュー枢機卿の護衛と遭遇
3人の銃士と この護衛は仲が悪く
こちらが先に決闘する事になる
こうなればダルタニアンは銃士の味方
チャンチャンバラバラ
護衛兵は降伏
こうしてダルタニアンは
アトス、アラミス、ポルトス
三銃士と仲良くなる
ダルタニアンは
デブの従者を雇い安い部屋を借り住む
そこの家主の奥さんコンスタンスは
アンヌ王妃の裁縫係でグラマーな美女
ダルタニアンは一目惚れ
その頃
アンヌ王妃の元恋人バッキンガム公爵が
フランスに来ていることを
ルイ13世はリシュリュー枢機卿から聞く
リシュリュー枢機卿は
ハプスブルク家出身のアンヌ王妃が嫌い
ルイ13世との仲を裂こうとしてる
その夜
家主とコンスタンスは
眼帯伯爵と枢機卿の護衛兵に突然逮捕されるが
コンスタンスは隙をついて逃れ
ダルタニアンに助けを求める
枢機卿が王妃を陥れるため
私を利用しようとしています
コンスタンスはバッキンガム公爵を
アンヌ王妃にこっそり会わせ
王妃は彼に思いでの品として
大切なダイヤのネックレスを渡す
侯爵はそれを持ってロンドンに帰る
家主は妻の監視目的で釈放される
さて
アンヌ王妃を陥れようとする枢機卿は
ルイ14世をそそのかし
14日後に舞踏会を開催させ その時王妃に
ダイヤのネックレスをさせるように仕向ける
困った王妃はコンスタンスに相談
事の詳細を知ったダルタニアンがしゃしゃり出る
ダルタニアンは三銃士とデブ従者の5人で
ダイヤのネックレスを取りにロンドンへ向かう
パルトスはくだらない いざこざで決闘
負けてあっけなく戦線離脱
アトス、アラミスは銃撃を受け離脱
いち早くバッキンガム公爵に接触したのぱ
枢機卿の信奉者ミレディー
色仕掛けで侯爵にすり寄り
ネックレスからダイヤ二塊を盗み取る
ダルタニアンは従者とイギリスに渡り
6日目に王妃からの手紙を侯爵に渡す
ダイヤ二塊が無いのに気づいた公爵
大急ぎで補修させダルタニアンに渡し
礼として剣を授ける
ぎりぎり舞踏会に間に合ったダルタニアン
三銃士と合流
枢機卿の護衛兵とチャンチヤンバラバラ
何とかネックレスは王妃に渡る
枢機卿の目論みは失敗に終わり
ダルタニアンは
コンスタンスから愛を受け取り
ルイ13世から銃を受け取り
正式な銃士となり
ここに四銃士が誕生する
「 四銃士 」につづく
題は"三銃士"
でも
主役は見習いダルタニアン
銃士は本来 銃を支給された乗馬部隊
でも
三銃士は普段は銃を持たず剣で戦う
しかも、それほど強くない
金もあまり持っていない
腹が空けば かっぱらいもする
原作は読んでないけど
ほぼ原作に忠実らしい
かなりコメディ仕立てで
なかなか楽しい作品
1973年 UK映画 109分
ゴールデン・グローブ 女優賞受賞