監督 伊丹十三
出演 菅井きん
山崎努
宮本信子
財津一郎
江戸家猫八
大滝秀治
笠智衆
井上陽水 (カメオ)
伊豆に隠居住いの老夫婦、女房の両親
女房の父は
東京の大きな病院で年に一度の定期健診を受け
どこにも異常がないと知らされた日
気分良くお酒を飲んだ夕食の後
胸が苦しくなりタクシーで病院へ行き帰らぬ人となる
女房の父が倒れた次の日、夫婦でCMの撮影中
電話で父が死んだと連絡を受ける
お葬式はどこでやるか？
三河の実家か、伊豆の現住まいか？
お棺はどの程度？
贅沢でなくてもいいが祖末な物でも困る
中の上くらい
通夜の食事は何人前？
納棺は何処で？
自宅か、病院か？
とかく口を挟む伯父さんを納得させるのが難関
通夜の時は何をすればいい？
お布施はいくら位？
お布施はお志ですから、いくらでも
10万でも、20万でもいいんじゃないですか
冠婚葬祭入門ビデオで勉強して
出棺の時と精進落としの時は誰が挨拶する？
俺か？ これはやばいなぁ・・・
突然のお葬式に戸惑いながらの三日間を描いた
ヒューマンコメディー
1984年 日本映画 124分
享年は数え年が普通
数え年が満年齢とずれるのは
お腹に入った時から数え出すから
と言うのは後からのこじつけ
本当は昔日本に０の概念がなかったから
父、五月八日死去
享年九十三歳
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