個人事業者の調査 | 群馬の税理士・社会保険労務士の開業奮闘記

群馬の税理士・社会保険労務士の開業奮闘記

群馬県で税理士・社会保険労務士の独立開業を目指しています。開業までの間、税金や社会保険・その他経営に関することについて書いていきます。

先日、都内のお客さんの税務調査に立ち会ってきました。


朝一の新幹線で東京駅まで行って、山手線で最寄りの駅まで向かいましたが、信じられない光景でした・・・


夕方ラッシュの山手線には乗ってるので、だいたいそんな込み具合かと思いましたが、群馬で暮らす電車とほぼ無縁の私には15分間の乗車で1日の体力を使ってしまいました。


駅から現地への徒歩の間も、乗車中に出てきた汗が流れっぱなしで、お客さんの事務所にもなかなか入れないほどの壊れっぷりでした。(>_<)


今回は、個人の商業写真家さんの調査でしたが、調査官の方は若い、とても感じの良い方でした。


売上や現金の流れ、諸経費についても特段問題なかったのですが、一点問題になったのは事務所兼自宅家賃の事業と個人の割合でした。


このお客さんはとっても忙しい上に、事業と生活の区別がつきづらい業種です。


スケジュール表を見ても、ほとんど仕事の日程が入っていて、休みいつ取ってるの?って聞きたくなるくらいですので、事業の割合を比較的多めにしていたのですが、そこら辺が引っ掛かったようです。


調査官の方に生活実態や、仕事内容、仕事のスケジュール等を見てもらい納得はしてもらったんですが、「上司を説得はしてみます」という、期待と不安の交る回答でした。(;^_^A


個人事業者って事業と私生活の区分ができない人が結構いるので、ここら辺の事業割合は必ず問題で出てきます。しかも、水掛け論でなかなか答えが出ません。


一応、間取り図から、こことここは私用、ここは事務所と言う感じで分けてはいたのですが、立場が違うとなかなか納得はしてもらえないです。


説得に期待して回答を待ちます。


それにしても今年は調査が多いなぁと感じる今日この頃です。