納税者の権利意識 | 群馬の税理士・社会保険労務士の開業奮闘記

群馬の税理士・社会保険労務士の開業奮闘記

群馬県で税理士・社会保険労務士の独立開業を目指しています。開業までの間、税金や社会保険・その他経営に関することについて書いていきます。

先日、「都会」と「地方」の差について書きましたが、この仕事をしていて感じることは、納税者の権利意識がはっきりと違うことです。


権利を主張するのは当然のことですが、「都会」と「地方」の温度差はかなり違うと感じます。


実際、税理士に対する訴訟リスクもかなり違いがあり、ある人は「医者で言うところの産婦人科だ」と言っていました。


内科などと産婦人科では、倍近くの訴訟リスクがあると聞いたことがありますが、実際「都会」で業務をしている税理士さんからみると、それだけのリスクはしょっている

んだろうと思います。


その分、顧問料に跳ね返ってきてるのは当然のことかとも思います。(まぁ、人件費や家賃相場も違いますが)


以前、東京の税理士さんにお願いしていたお客さんが当事務所に移動してきたとき、顧問料の高さにビックリし、結局現在は当時の2/3くらいの金額で申告させていただいてますが、今になってみると、当時の税理士さんの報酬も「東京相場」だったんだろうなぁと感じます。


顧問料の安易な設定はよくないなぁと、考えさせられました。