2012イヤーオブザワード | プロ野球の視聴率を語るblog

2012イヤーオブザワード

あけましておめでとうございます。

 

2012年視スレ イヤー・オブ・ザ・ワードの発表です。

 

 

最近来た人のために説明しますと、この「イヤー・オブ・ザ・ワード」は2005年から続く由緒ある賞です。

 

普通なら「○○・オブ・ザ・イヤー」と逆の順序が正しい語法なのですが、

 

2003~2005年に高野連が指導者を表彰する「イヤー・オブ・ザ・コーチ」 という賞があり、

 

しかも受賞者の本業が英語教師であったのがやきうテイストと視スレで話題になり、この賞が命名されました。

 

(祭りになったせいか、翌年から高野連の方の賞は改名されました w つーか3年も誰も気づかず…)

 

 

1.(323票) 分割ジャパン

 

2.(288票) まだ間に合います

   

3.(89票) WBCは何とも思われてません。これが現実

  

4.(80票) 空席以外は満席

  

5.(55票) 土下座ジャパン

 

6.(53票) サッカーを放っておくと野球が地盤沈下する

 

7.(47票) 実際には15%以上の価値がある

 

8.(35票) 今は野球をやらせたことまでが悔しい

 

9.(32票) ちょうおもしろい(ω)

 

10.(31票) いろいろなご配慮をいただいたという説がないことはない

 

11.(29票) 驚異的な数字をたたき出している

 

 

 

というわけで、2012年のイヤー・オブ・ザ・ワードに輝いたのは

 

 

『分割ジャパン』

 

 

でした。今年はWBCイヤーなので、さらなる斬新な分割が登場するか楽しみですね!

 

 

 

○分割ジャパン

 

11月16日・18日に「侍ジャパン」のキューバ戦が行われ地上波中継されたが、低視聴率を回避するために不自然なタイミングで番組時間帯の分割が行われ話題になった。16日のTBSの中継では19時48分までが10.7%、それ以降は15.2%だった(全体の平均は13.5%)のだが、「野球でも日本代表なら15%の高視聴率!」と一部を切り取った都合のいい報道がみられ、そのために不自然な分割をしたのだろうと話題になった。その後視スレでは19時48分になると「ここで分割」「ここから第二部」などのレスが多発するようになった。

 

 
プロ野球の視聴率を語るblog-ロゴまで作られた
 

11月16・18日「侍ジャパン」視聴率 

 

 

 

○まだ間に合います

 

巨人・原監督が過去に、女性問題を解決するため元暴力団員に1億円を払っていたという報道記事が週刊文春に掲載された。巨人・および原監督は支払いの事実は認めたが、反社会的勢力との認識はなかった と説明。また、一連の騒動が前球団代表の清武氏の暴露によるものと考え、清武氏に対して呼びかける文書で使われた言葉。この件の元暴力団員はその後「事故死」をしており、「まだ間に合います」とはどういう意味なのか?と各所で話題になった。

 

「清武さんへ まだ間に合います」原監督の“お願い”全文

 


 

 

○WBCは何とも思われてません。これが現実

 

MLB投手のダルビッシュがツイッターで発した言葉。「日本の野球はWBCで結果を出している!」というファンのコメントに対し「WBCの結果を知らない選手も多いし米国、ドミニカ、ベネズエラはベストメンバーが出てないから何とも思われてません。これが現実。」と指摘した。全くその通りの指摘だと思うのだが、日本の野球が世界一だと思い込みたい野球ファンたちからはかなりのバッシングを浴びたよう。とはいえ日本側もフェアプレー精神にのっとり、今年のWBCではベストメンバーを送らないことにするらしい…

 
プロ野球の視聴率を語るblog-これが現実

 

 

○空席以外は満席

 

クライマックスシリーズの中日戦にて、東海ラジオの森貴俊アナウンサーが発した言葉らしい。今年のクシリはプレーオフにしては観客数が多くなかったらしく、盛り上がりを演出したい気持ちと目の前の空席とが綯交ぜになって、つい出てしまったのだと思われる。

 
ナゴヤドーム、3万人を下回りCS最少観客数

 

 

 

○土下座ジャパン

 

2013年開催予定の第3回WBCに対して、日本プロ野球選手会は当初、代表チームに関するスポンサー権が自分たちに認められていないことに反発し、大会への不参加を表明していた。その上でWBC側と交渉し譲歩を迫るつもりだったと思われるが、選手会としては交渉のテーブルにつくことさえ出来ず。結局、条件はほとんど変わらなかったが出ないわけにもいかないので改めて参加を表明することになった。その土下座外交ぶりから「土下座ジャパン」と言われた。

 
プロ野球の視聴率を語るblog-こっちもロゴがあるんだ。

 

【土下座ジャパン】経緯まとめ
 

 

 

○サッカーを放っておくと野球が地盤沈下する

 

7月23日の「ワイドスクランブル」において、萩谷順(法政大学教授、元朝日新聞編集委員)が言ったとされる言葉。前後関係がよくわからないので、詳しい人がいたら教えてください。
 

 

 

○実際には15%以上の価値がある

 

9月21日に巨人のセリーグ優勝決定となる試合が日テレで中継された。日テレ関係者は「“お祭り好き”の国民性からいって、平均視聴率15%は期待できる」と意気込んでいたが、実際の視聴率は11.2%と期待には届かなかった。しかしBS日テレでも同時に放送されていたことを持ち出し、「(11・2%は)実際には15%以上の価値がある。より多くの人に見ていただけたのでは」と諦めない姿勢が視スレで話題になった。なお、BSで同時中継した際の視聴率は地上波の10分の1程度になることが多く、3%を超えると具体的な数字が報道されるほど珍しい事態なのだが…。

 

「“お祭り好き”の国民性からいって、平均視聴率15%は期待できる」

    ↓

「実際には15%以上の価値がある。」

 

 

 

○今は野球をやらせたことまでが悔しい

 

青森山田高校野球部で、1年生部員が先輩から暴行されたのちに急死した、いわゆる「青森山田高校焼き肉暴行事件」について。死亡した野球部員の両親が取材に対して「再三調査してほしいと学校に申し入れてきたが、誠意ある対応がなかった。名門だと信じて息子を預けたのに、残念でならない」「今は野球をやらせたことまでが悔しい」とコメントした。

 

事件まとめ

 

 

 

○ちょうおもしろい(ω)

 

「はるかぜちゃん」こと人気子役の春名風花(11)がツイッターでつぶやいた言葉。野球中継とその後番組のドラマについて個人視聴率を比較すると、野球は高齢者ばかりが見ていて野球中継が終わるとともに小学生以下の子供が急に増える様子がわかり、「悪夢ちゃんはじまった瞬間、50歳以上の男の人と、小学生以下の子どもの数がまるごといれかわってて、ちょうおもしろい(ω)」とコメントした。これに対して野球の衰退を認めたがらない偏狭な野球ファンが「はるかぜちゃんをナイフで滅多刺しにしてドラム缶にセメント詰めて殺したい」と殺人予告をし話題になった。余裕ねーな…

 

 

おもしろすぎる(ω)完全にいれかわってるぬっ(ω)
 

 

 

○いろいろなご配慮をいただいたという説がないことはない

 

慢性的な財政難に苦しんでいる日本プロ野球機構だが、主な収益源である日本シリーズが6戦目までもつれてくれたおかげで2012年は赤字を免れた。そして加藤コミッショナーが巨人の優勝祝賀会であいさつした際に、6戦目までもつれてくれたことへ「巨人が4勝0敗で終わったらNPBは赤字になるであろう、2試合やれば数億円はもうかるであろうということで、いろいろなご配慮をいただいたという“説”がないことはない」 と聞きようによっては八百長があったともとれるジョークで感謝の意を述べた。

 

【野球】加藤コミッショナー「巨人が4勝0敗で終わったらNPBは赤字…
 

 

 

○驚異的な数字をたたき出している

 

3月28日に中継された日本開催のMLBアスレチックス-マリナーズ戦の視聴率が12.3%だった。大した数字ではないと思うのだが、一部報道では「他局が番組改編期の特別番組をそろえる中、驚異的な数字をたたき出している」と無理に称賛されていた。なお同時期にあったフィギュアスケートでは、視聴率が12.6%だった際にフジテレビの社員がブログで「大転倒とも言える低視聴率」とコメントしている。

 

野球は、12.3%でも「驚異的な数字」