『文藝春秋』の創刊者であり、小説家、劇作家である菊池寛は、フェビアン協会の会員でもあったバーナード・ショーの影響下にあり、自ら選挙に出たこともあるということを、最近、柄谷行人の『日本精神分析』という本で知った。


しらじらと蜜甘花咲く山畠/輕便鉄道の歩みのろしも/


↑こういう歌を詠んだことがあるらしい。

https://www.jbook.co.jp/p/p.aspx/301106/s/~6b19cf0ce

大学時代に読んだ本↑を、ブックオフで見かけた。


ハーバードのビジネススクールは、シカゴ大やウォートン・スクールに比べると、ミクロとマクロの経済学の科目がカリキュラムに無いのが難点だ、というようなことが書いてあった。

『エクセレント・カンパニー』は、MBA批判の書だとか。

『会計の時代だ』(友岡賛・著、ちくま新書)を読んだ。

1900年はオスカー・ワイルドとニーチェの没年、というような話はすでにしたけど、会計監査制度がイギリスで確立した年(アマチュアの会計士がいなくなった)でもあったようだ。


今の会計制度は「継続企業」が公理(前提)になっているそうで、「当座企業」がそれに対置されていた。東インド会社のような冒険事業(まさにベンチャー!)は当座企業に近いのではないか?

トフラーのいう「アドホクラシー」も当座企業的だろう。


例是道も、当座企業のほうに注目する。

最近よくバナナを食べる。森公美子という歌手のダイエット成功で注目されたのか、スーパーなどで大量に安売りされているからだ。


♪ さあ 買うた、さあ買うた、バナちゃんの因縁聞かそうか。

   私の生まれは台湾で、親子もろとももぎとられ、

   かごに詰められ船に乗り、金波銀波の波越えて、

   着いたところが門司港。さあいくらで売ったろか。


青山真治監督の『チンピラ』の冒頭の残酷なシーンで、石橋凌がこの売り口上を口ずさむのだが、映画自体はともかく、この歌は気に入っていた。


鶴屋南北の作品。しかし、歌舞伎の本ってのは作者の筆名を表に出さないのが多いね。何かの伝統なのか?


あらすじ読んだら面白かったけど、本文は古語が多くてしんどい。


この作品を書いた南北は四代目で、黙阿弥を育てたのは五代目。両者とも、江戸後期なので、近松のみたいな台詞とト書きが見やすく整理されてない書式を脱して、今日の脚本形式に近いスタイルだけど、はたして蘭学とか(とか、というより、鎖国中だからそれしかないはずだけど)の西洋文明の影響があったんだろうか?

昔、『NHKはもういらない!』(三一書房)という本を書いた元アナウンサーがいた。釧路、前橋、山形などの地方局を転々としてNHKらしからぬ番組を制作、自演していたので上層部から煙たがられていた。退職後に上記の本を出版した。その人の名は行宗蒼一。著者略歴に、東京都出身、早大政経卒、中小企業診断士とあった。


幼いころの私は、この「中小企業診断士」という資格名から、「ある企業が中企業か小企業かを判別する仕事」を想像してしまった。

たとえば、次のような感じ。

顧客「ニコニコ建設は中ですか小ですか」

中小企業診断士「あそこは、うーん、中企業」

顧客「じゃ、ホロホロ製菓は?」

中小企業診断士「あそこは・・・・小企業かな」

顧客「じゃ、カマクラ製鉄は?」

中小企業診断士「ちょっと待ってて、う~ん、あそこも”小”」

顧客「じゃ、チガサキ造船は?」

中小企業診断士「そうね、だいたいね~、あそこは”中”」

という具合に。世の中には変わった職業もあるもんだな、と。


大学生になって、ドラッカーやピーターズの本を読んだり大前研一の講演を聴いたりするようになって、経営学とか経営コンサルティングに関心を抱くようになった後に、この長い名前の資格が経営コンサルタント資格であることを知った。しかしこの資格を取りたいと思うどころか興味自体を全く持てなかった。なぜ「中小企業」というセコイ限定を名に冠するのか理解できなかったし、コンサルタントになるのに資格が必要、というのも変な感じがした。似たような資格であるMBAほど話題にもなってなかったし。


大前研一のように原子力発電の技術者として一流の腕前を持っていながら活躍の場が与えられず挫折、やむなくコンサルタント業に流れてくる、とか、そういう経緯のほうがナチュラルだと思った。コンサルタントを目指す大学生などというのは「安易にメタレベルに立ちたがる小僧」という感じで可愛くない。可愛くない、というのは・・・・、たとえば小学生の卒業文集には「将来の夢」などというコーナーが必ずあるが、そこに「野球評論家」などと書いてるガキがいたら、「まだ子供なんだから選手目指せよ、可愛くねえなぁ」と思う人が多いのではないだろうか・・・・それと同様のことだ。実際、ピーターズの『経営破壊』では、コンサルタントを目指したりピーターズに憧れたりしてるような学生が軽侮の対象として槍玉に挙がってた(笑)。


大学卒業後もマネジメント思想への興味は持続したが、「中小企業診断士」とかいう資格については、存在そのものを忘れていた。ところが最近、書店でこの資格への入門書を立ち読みして、入試案内に羅列してある受験科目の並びを見て考えが変わった。この資格、俺のためにあるんじゃないの?とまで思うようになった。

コンサルタント用語で「フレームワーク」とか「MECE(モレなく、ダブりなく)」というのがあるようだが(例、ポーターの5フォース、コトラーのマーケティング4Pとか)、一次試験の七つの受験科目(経済学・経済政策、企業経営論、財務会計、経営法務、運営管理、経営情報論、中小企業政策・経営)は、モレも無いしダブりも無い、見事なフレームワークのように思える。


そういや、勝間和代さんも、この資格がまだ鉱工業、商業、情報の部門別に分かれてたころに、情報部門で取得してるね。有名人(?)では行宗さんと勝間さんだけか?

ブザン公認のマインドマップ本書いてる何とか美樹という女が浮上してきそうだけど。


http://www.tohdamikio.com/2009/06/post-aa2c.html

http://blog.goo.ne.jp/susumuhasegawa/e/5bc312e90055602806161a8ab9f7c081

http://brand-design.seesaa.net/article/121130143.html

ここ↑にTBしました。