3月27日「不適切にもほどがある」鑑賞 | 岩丸の携帯日記

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CinemaSoundWorksという会社で
遅延気味な日々を追いかけ記録…(かなり…)

Netflixの罠で、「三体」を見ようとしてる時に、間違ってポチッとやっちゃったのが、始まり。

そもそも、宮藤官九郎さんのドラマは、よく見てるので、いずれ見ようと思って、オンエアーは無視してましたが…、見ちゃいました。


  

「この作品には、不適切な台詞や喫煙シーンが含まれていますが、時代による言語表現や文化・風俗の変遷を描く本ドラマの特性に鑑み、1986年当時の表現をあえて使用して放送します」というテロップで始まる通り、コンプラ引っかかりまくりドラマ。


所構わず煙草スパスパ、暴言体罰上等の体育教師の小川一郎は、典型的な昭和のおじさん。娘の純子は、昭和のヤンキー娘。一郎が、タイムマシンに乗って現代に来ちゃったところから、話が始まります。と言っても、物凄い時代が離れている訳じゃなく、たったの28年。

テレビ局で働く渚と出会い、現代のコンプラにもまれ、何か大事な事は80年代に流行った曲に乗せ、ミュージカル調に歌い出す。でも…これ、私の中では植木等の無責任男シリーズなんですよね。和風ミュージカル=無責任男シリーズ。


ポイントになるのは、28年後も同じ場所で営業を続けてる喫茶店。そこで出会った子持ちバツイチ美女の渚さんは、テレビ局勤め。

ヤンキー純子の魅力が伝わってくる、テレビ局を舞台にした3話。一郎と渚の距離が縮まる4話。

ハマったポイントは数あれど、1番グッと来てしまったのは、渚さんのお父さんが登場した5話から。

28年後の世界で、未来の小川一郎と未来の純子と出会わない訳。阪神淡路大震災で、亡くなっていた2人。時代の辻褄合わせが、ここから始まる。

同じような不適切な言葉が飛び交っても、そこには切ない空気を感じるようになってしまう。


とっちらかって、とっ散らかって、物語は進み、むしろ見てない人からの批判に耐え、昭和が良いとか令和が良いとかそういんじゃなく…


寛容にぃ、なりましょうぉ♪

大目にみましょ♪

寛容にぃ、なりましょうぉ♪

グッとこらえましょう♪



うん、面白かった。


今更、見出して面白かったと、

「タイガー&ドラゴン」大好きのしぃ~ちゃんに伝えたら、「あはははっ…本当ちょっとズレてますよね」…と笑われる。


かんようぉに、なりましょぉ♪

大目にみましょ♪

かんようぉに、なりましょぉ♪

ドンとかまえましょ♪


おしまい。