2週遅れの、11.4大阪大会鑑賞の続き…。
だって長いんですもんの…2です。
第7試合、NEVER無差別級6人タッグ選手権試合。
新日絶対王者のオカダ君、新日絶対エースの棚さん、新日絶対真っ向勝負の石井さん、…の王者組がTMDKのザック&マイキー&シェイン組と対決。
オカダ君がいる限り、このチーム…負けないんじゃねって思えてしまう。
そんなオカダ君から取ったら、それはそれで大問題ですからね。
いずれにしろ、6人タッグの新しい使い方を見せてくれくれた…という点では、これは新しい。
この日は、棚さんが3カウントを取りまして、棚さんファンは嬉しかったはず。
試合後、ドームに向けて、AEWのブライアン・ダニエルソンがVTRで、1.4ドームでのオカダ戦をアピール。
ドームの楽しみ、増えました。
第8試合は、先日まで行われてたJrタッグリーグの決勝戦。TJPさんとアキラさんチーム対ノブおじとSHO君チームの対決。
Jrタッグ王者のベルトを何度も巻いた2人が、更に歴史に名を刻みました。
素直に、おめでとうと言います。
良かった…良かった…。
で、終わらないのは、1.4が控えてる為。
ぐれマッチョチーム、ちょっかいを出しに来ます。
でも…興味があるのは、こっちの人の方。
現KOPW保持者のSHO君。
SHO君の扱い方を間違っては、いけない。
今、誰よりも頑張ってるのは、この人。
ノブおじという強力なアイテムがあるので、これを気にもう1枚上に行きましょう。
第9試合、IWGP Jr 選手権試合。
王者・高橋ヒロム vs 挑戦者・石森太二。
BOSJで、負傷欠場した石森さん、止まってた時計を戻しに来ました。
石森さんの復帰を待ってた1人です、私。
「おいっ、俺を見ろ!俺がジュニアの強さと凄さを見せてやる」っていってました。だから見てます。
まだ復帰1発目ですけど…、一応予告しておきます。
来年のBOSJ、悲願の石森さん初優勝です。
あっ…まずい…、悲願はデスペさんも悲願だ…
おまけに決勝戦で、YOH君とSHO君の試合もある。
DOUKI君の決勝戦、涙流しながら見なきゃならないし…
困った…。
試合は、名もなきヒロムロールの連発でヒロムさん防衛成功です。
そして公約通りに…
石森さんに勝ったら、ベルトを腰に巻く…と
ようやく巻きました。
そして、チャンピオンが次の挑戦者として指名したのは…デスペさん。
チャンプの指名を受けましたが…、自身の目に障害があることも告白し、年内に手術を受けて、1.4に間に合わせると言いました。
物がダブって見えてるそうです。
そんな状態で、最近試合してたのね。
解説席に戻って、デスペさんこう言ってましたね。「ドームでシングルスとか、一生のうちに数回あるかないか…受けない理由がないでしょ」
ドームで、待ってます。
メインです。
IWGP…US?…UK?、結局どっちなんだ選手権試合。
名誉墨田区民を早く上げなきゃいけないベルト保持者のオスプレイさんと、凱旋帰国から1年経った海野君の試合。
凱旋帰国とは、言ってませんでしたね、海野君。
「オスプレイを追いかけて来た」…と。
その1年の総決算。
正直言うと、そんなに…期待してなかったんですよね。
まだ、勝てないだろうと…。いや勝てないよ、あの相手には…。
今の時代の最高傑作のひとつでもあるのが、ウィル・オスプレイというプロレスラー。
思えば、今年のベストバウトとして選ばれるものを考えてみると…、共通点は…ウィル・オスプレイの試合だったという事。
しかし…しかし…
堂々と…実に堂々と、海野君は、そんなオスプレイ相手に渡り合います。
これは、凄い事…。
さっき血まみれになってた師匠のモクスリーも、海野の後押しの為、リングサイドに来ます。
一瞬でも、海野君が勝つんじゃないかと思った人、手を挙げて…。
…はい。
思いました、あれっ行くんじゃないかって…
思いましたよね…。
ある人がある場所で、対戦相手の弟分に、こう言いました。
「今、見たろ?一瞬でも俺にお前が勝つと思った奴、腹立つけど…結構、手ぇ上げてんだよ。
てめぇのステージ落としてんのはな、てめぇの振る舞いと、てめぇの言葉だ!」
さっき、リングに上った今日解説席にいる人の言葉遣いです。
掟破りのでスライダーからつないで、決着をつけたオスプレイさん。沈んだ海野君。
さぁ、どうだ…海野君の所作は…、と思ったらなんと、
起き上がれない海野君の手をずっと握り続けてるオスプレイ。
そして、深々と海野に対し座礼をし、海野もそれに答える。
なんて気持ちの良い終わり方なんだ…と。
でも、そう終わらせないのが新日イズム。
「俺はイギリスに行くとアメリカ人と言われ、アメリカ行くとアイルランド人って言われるんだ」とフィンレーが現れて、ベルト壊しました、ハンマーで…。
これで、1.4ドームで、オスプレイvsモクスリーvsフィンレー、決定。
気持ち良い終わり方だったのになぁ…
なんで感情逆なでするような終わり方するんだろって思いつつも、フィンレー君、君のステージを上げる為に、それは正解だよ…と思う。そんな自分がいます。
最後に、海野君のコメントです。
「1回や2回や3回や4回で諦める俺じゃないぞ…。
昨日の会見でも言っただろ…、オスプレイの言ってることはな…分かってんだよ。敵対してるかもしんない。ユニット…違うかもしんない。でもヤングライオンの時から、ずっと気にかけてくれて、イギリスのリングでも気にかけてくれたことは、リング上の所作一つで…俺は分かったぞ。
まだな、言えないことだらけかもしれないけど、いつかその時が来たら、答え合わせしてやるよ。
諦めねぇからな…オスプレイ。また強くなって、お前の目の前に立ってやるよ。
でもオスプレイ…ありがとうございました。この御恩は…一生忘れません。」
おいおい…翔太、ちょっとお前の事、好きかも。