【代々木八幡宮】都会のなかの鎮守の杜 | smiley

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おさんぽとごはん、それからおやつ。
おさんぽは神社やお寺へ行くことが多いです。

 

東京都渋谷区に鎮座する代々木八幡宮を参拝しました。

 

出世運や勝負運にご利益あり!と、巷でささやかれている神社さんです。

 


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創建:1212年(建暦2年)

ご祭神:應神天皇(主座)

    天照大神、白山媛神(配座)

 

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※ご祭神の表記は神社のそれに倣っています。

 

西暦1212年といえば、、

1192年、“いい国つくろう鎌倉幕府”の20年後です。

 

鎌倉幕府初代将軍・源頼朝公の長女・大姫(頼家、実朝のお姉さん)が亡くなり、頼朝公が急死し、次女の三幡も突然亡くなり、(大姫に引き続き入内の話があがっていた三幡は、毒を盛られて殺されたとの説もあり)長男で第2代将軍の頼家公も亡くなり…。

そして、第3代将軍の実朝公も、1219年1月に甥(頼家公の息子)に殺されてしまいますよね…。

 

短い期間に一族がどんどん亡くなってもう…、言葉がないです タラー

 

長男の頼家公は、北条家(母親の政子さんの実家)によって比企一族を滅ぼされたあと、伊豆に流され暗殺されてしまいました。頼家、実朝兄弟は、母親もおなじで血をわけた兄弟なのに、比企氏と北条氏の権力争いに巻き込まれたかんじですよね。

考えると悲しいです…。

 

そしてここ、代々木八幡宮は、主君・頼家公の菩提を弔って暮らしていた側近により、鎌倉の鶴岡八幡宮を勧請され創始したと伝わる八幡さんなのです。

 

主祭神は八幡神(應神天皇)ですが、明治時代に入り、旧代々木村にあったちいさな神社が合祀され、天祖社(天照大神)と白山社(白山媛神)が配座に祀られることとなったようです。

 

 

 

 

 

社号標と鳥居。この石段の目の前は山手通り。鳥居をくぐると都会の喧噪がぷつりと消え、とつぜん空気と音が変わります。

 

狛犬さんたち。

 

拝殿です。

 

別宮の(左から)稲荷社(豊受大神)、榛名社(日本武尊)、天神社(菅原道真公)。

 

この別宮の脇を奥に進むと、末社の出世稲荷社(出世稲荷大明神)がご鎮座されています。

(写真がなくて…、すみません 凝視

こちらのお稲荷さんは、芸能人の方もお忍びで参拝すると噂されているパワースポットなんだそうです。

実は、わたしもこちらのお稲荷さんには大変お世話になっております。だいすきな神さまです。

 

そして、当社の境内では約4500年前(縄文時代後期)の竪穴式住居跡が発掘されていて、境内に復元された竪穴式住居があるんです。

(これも写真がなくて…、申し訳ない… タラー

ほかにも、土器や石器類も出土していて、見ることができます。

こちらは高台にあるし、祭祀なども行われていたのかもしれないですよね。

 

神社の裏は住宅街ですが、縄文時代から住宅街だったのかも。笑

 

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代々木八幡宮

〒151-0053

東京都渋谷区代々木5-1-1

 

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※小田急線・代々木八幡駅から徒歩5分ほど。

 

以上、最後まで読んでくださり、ありがとうございました ピンクハート