三浦半島を支える広域的幹線道路の整備 | 石川巧オフィシャルブログ「すべては三浦のために」Powered by Ameba

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神奈川県議会本会議「一般質問」二日目。 
自民党から田中洋次郎議員議員・綱嶋洋一議員が登壇しました。

田中議員から「三浦半島を支える広域的な幹線道路の整備」
について、質問がありました。


三浦半島には、横浜横須賀道路や国道16号、国道134号等の幹線道路がありますが、
半島という地形的な特性から、海沿いの幹線道路に交通が集中して、
慢性的な渋滞が発生しており、観光や物流など地域経済に大きな損失を与えています。
また、この地域の基幹的な道路である横横道路は、湘南・県央地域等西側エリアとのつながりが弱く、
三浦半島の活性化を図っていくためには、広域的幹線道路ネットワークの強化が不可です。
こうした中、横横道路と接続する、「高速横浜環状南線」と「横浜湘南道路」の整備が進められており、
この圏央道につながる新たなネットワークが形成されれば、
三浦半島と湘南地域や県央地域など広域的な移動性が大幅に向上し、
企業立地の促進、観光需要創出等、地域経済に好循環がもたらされることが期待されます。
また、横浜の八景島から横須賀の夏島町までの区間では、
「国道357号」の整備が進められていますが、
この整備により横須賀と横浜の中心部との連絡が強化され、
並行する国道16号の渋滞緩和のみならず、
追浜駅前で進む商業や住宅、公共施設が入る複合施設再開発事業や、バスタ等の整備と相まって、
横須賀の玄関口である追浜地区の活性化に寄与するものと期待しています。
さらに、この1月に発生した令和6年能登半島地震では、
救援や支援物資の輸送を支える幹線道路の重要性を再認識したところであり、
首都直下地震などの切迫性が懸念されている中、
これらの広域的な幹線道路の整備は、
三浦半島の災害対応力の強化につながることから、着実めていく必要があります。
そこで、三浦半島を支える広域的な幹線道路である
「高速横浜環状南線」と「横浜湘南道路」および、「国道357号」の整備状況について、
県土整備局長に見解を問いました。


佐藤県土整備局長からは…、
「高速横浜環状南線」と「横浜湘南道路」については、
現在、国や高速道路会社により工事が進められており、
全体延長約16.4㎞の約半分を占めるトンネル部分の区間では、
概ね4割の掘削工事が完成している。
また、三浦半島につながる横浜横須賀道路や開通済みの圏央道との接続部分となる
JCTやICによって、それぞれ橋梁などの工事が行われており、
全線にわたって着実に整備が進められている。
次に「国道357号」は、横浜ベイブリッジから八景島までの延長20㎞の区間が
平成27年度までに順次開通している。
その後、国は平成30年にその先の夏島交差点までの区間約2.3㎞の整備に着手した。
令和3年度には、朝夕の混雑が激しい横須賀地区夏島交差点の施設工事が完成し、
現在高架橋の整備に支障となる水路の施設工事が進められている。
県は今後も、これら広域的な幹線道路について、
様々な機会をとらえ、関係自治体や経済団体等とも連携して
整備促進を働きかけていく…、との答弁がありました。

これら幹線道路が整備されれば、三浦半島と県央・湘南地域のほか、
都心や横浜市中心部につながるネットワークが形成され、
渋滞緩和や災害対策に大きく寄与することになります。
さらにこの効果を、三浦半島全体に波及させるためには、
半島中央部を南北に貫く「三浦半島中央道路」や
「三浦縦貫道路」の整備も重要な課題です。
田中議員は、県道の整備についても、しっかり取り組むよう要望されました。



田中洋次郎議員の質問項目は下記の通りです。
1.湘南国際村協会への支援について 
2.県民が安心できる医療体制の構築に向けた医療DXの推進について 
3.県立高校におけるデジタル人材育成の取組について 
4.三浦半島を支える広域的な幹線道路の整備について
5.神奈川版ライドシェアについて 
6.孤独・孤立対策について 
7.児童虐待対応における多機関連携について
8 「鈴木敏夫とジブリ展」神奈川展に向けた県の取組について

綱嶋洋一議員の質問項目は下記の通りです。
1.大規模災害に備えた在日米軍との連携について
2.未病分野における民間の新たな技術・サービスの活用について 
3.保育士の確保対策について 
4.今後の企業誘致の取組について
5.競技スポーツ振興の今後の展開について 
6.ひとり親家庭への支援について 
7.綾瀬市内の県道42号藤沢座間厚木における無電柱化について
8.都市計画道路・寺尾上土棚線の延伸について