南三陸と三浦のご縁 | 石川巧オフィシャルブログ「すべては三浦のために」Powered by Ameba

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一期一会を大切に、神奈川県議会議員石川たくみのブログです。
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「三浦市防災講演会」に出席しました。

阪神淡路大震災を契機として始まった防災講演会、今回は「東日本大震災体験記~南三陸町・三浦市との交流12年」と題し、
前 南三陸町役場歌津総合支所長、三浦勝美氏を講師にお迎え致しました。


南三陸町と三浦市は、マグロ遠洋漁港のご縁から三陸町出身の市民がいらっしゃり、同町への被災地支援は、市役所職員派遣等の支援はもちろん、民間にも支援の輪が広がりました。

三浦勝美氏は、1962 年生まれ宮城県気仙沼高等学校卒業、82 年旧歌津町役場(現南三陸町役場)入庁。
東日本大震災の際、防災対策庁舎屋上(高さ12m)で15.5mの大津波に襲われるも、漂流する畳に乗り、引き波で志津川病院の3階の窓に瓦礫とともに漂着しました。屋上から流された住民、職員43名のうち、生還できたのは三浦氏だけでした…。
震災後…一番つらかったのは亡くなった仲間の家族に会うこと…。合わせる顔が無くて、発災後5年は思い出すだけで涙が止まらなかったそうです。
発災後、翌12日午後1時、南三陸町総合体育館に津波災害対策本部を設置、
15日後にはテニスコートに仮説町役場を設置して復興に取り掛かったのです。


「お伝えしたいことは、命の大切さ。絶対死んではダメだ。とにかく家族や職場の仲間のために、自分自身が生き残ること。逃げていただきたい」

「高齢者の方は、何の薬を服用しているのか、わかるように、おくすり手帳やメモ等を持っている方がよいと思います」

「東日本大震災の被害者の9割以上が溺死…、私はクルマの中にライフジャケットが積んでまります。息が出来なる辛さを体験しているので、津波に流されても浮かぶように」