きらめくふるさとかながわ民俗芸能祭 | 石川巧オフィシャルブログ「すべては三浦のために」Powered by Ameba

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海南神社の行道獅子が初めて三浦市を出ました!

「きらめくふるさとかながわ民俗芸能祭」に出席させて頂きました。

神奈川県には、 山村・農村・市街地にも様々な民俗芸能が大切に伝承されています。
今回は、海にまつわる豊かな文化遺産の中から、三浦市の海南神社行道獅子はじめ三つの伝統芸能が紹介されました。


1.「柳島大漁船上げ唄」茅ヶ崎市柳島/柳島大漁船上げ唄好友会
東京・横浜のベ ッドタウンとして、また商業施設の新設などで
大きく景観が変化した茅ヶ崎市柳島の浜に漁村があったことを物語る貴重な芸能です。
かつて南湖や柳島には 、アジやイワシの大群が押し寄せ、
浜はたいそう賑わいました。
あふれるほどの魚を積んで戻った船を浜に引き上げるときに歌われた縁起のよい歌です。
歌詞からは当時の生活やまちの様子がうかがえます。
一時衰退しましたが昭和50年(1975)頃から有志の方々によって復活し、
今では地域の大切な伝 承として歌い継がれてい ま す。

2.「海南神社夏祭りの行道 (お練り)獅子」三浦市三崎/海南神社行道面保存会
マグロ漁港として知られる三浦市三崎漁港近くに鎮座する海南神社は、
漁師たちの崇敬を集める土地と海の守り神です。
夏の例大祭の神輿渡御では、大太鼓を先頭に、
猿田彦、風、雨の面が先導し、その後ろを大きな雌雄二頭の獅子、
山車、神輿、山車の順で、街を練り歩きます。
木遣師の歌う木遣りの受け答えに呼応して子が進むのも、
この行道(お練り)獅子の特徴です。
起源を平安時代まで遡るといわれる獅子は、
悪霊や災いを祓って福を招くといわれ、 氏子の家の前ではとくに獅子を練って進みます。

3.「長井町飴屋踊」横須賀市/長井町飴屋踊り保存会
横須賀市長井町の新宿地区に伝わるあめや踊りは、
江戸時代の終わり頃に、房総方面から伝えられたといわれています。 
この踊りは方作踊りとも呼ばれ、かつては関東一 円で行われていた芸能で、
青年たちにより地域の祭礼や祝い事の場で演じられてきました。
戦後は一時途絶えましたが、昭和48 年 (1973) 頃から
小中学生の女子が踊り手となって復活しました。
演目には「三番」「ねんねこ」「白粉屋」などの手踊りと、
せりふが入る設物、お菓子があります。