サスティナブルツーリズム | 石川巧オフィシャルブログ「すべては三浦のために」Powered by Ameba

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一期一会を大切に、神奈川県議会議員石川たくみのブログです。
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ニセコ町「株式会社ニセコリゾート観光協会」のサスティナブルツーリズムを視察しました。

観光協会中野文彦事務局長と地域おこし協力隊安井昌明様よりご説明を頂きました。


ニセコ町は、国から「SDGs未来都市」「環境モデル都市」「自治体SDGsモデル事業」に選定され、
さらに「グリーンデスティネーションTOP100」と「ベストツーリズムビレッジ」をW受賞しており、
ローカルな課題の解決に向けて、持続可能なまちづくりを推進しています。
町の人口は増加傾向で、外国籍が510人(オーストラリア12%、中国12%、インドネシア10%等34カ国)。
地域おこし協力隊は29名も活躍し、起業する方が多いのも特徴で、卒業後の移住定住率が8割を超えます。
ポストコロナの観光客数は、コロナ前の約8割の約142万人(コロナ前は175万人、うち外国人は10.7万人コロナ前21.8万人)まで回復していますが、
ホテルスタッフやタクシードライバー等人材の確保が課題であり、グリーンシーズンの観光の底上げが求められています。


ニセコリゾート観光協会では、サスティナブルな取組みを資源として、教育旅行向けのプログラムをいくつも企画し、提供しています。
楽しみながら学べるプログラム「SDGsニセコロゲイン」は、オーストラリア発祥のロゲイニングを元にしており、各チームごとに戦略を立てながら、ニセコ町のSDGs関連施設(EV充電器や太陽光、野菜直売所等のチェックポイント)を巡り、得点(遠いほど高得点)を競います。
助け合い議論をしながら、チームビルディングとSDGsが学べる、受入人数160名、所要時間3時間程度のプログラムです。
その他の教育プログラムには、「テーマ別実地見学プログラム」や「キャリアデザインプログラム」、
「英語交流プログラム」、星空を眺める「スターゲイジング」等サスティナブルなプログラムを用意しており、年間約3千万円の利益となる協会としてもお土産販売に次いで重要な事業となっています。

サスティナルブルツーリズムを推進する神奈川県の観光施策推進に当たり、多くのヒントを得ることが出来ました。