「神奈川県防衛協会(会長上野孝)講演会」に出席しました。
県防衛協会は令和5年、設立20年を迎える節目の年となります。
テーマを「海上自衛隊の現状」として、海上自衛隊地方総監 乾悦久海将より講演を頂きました。
横須賀警備区は、岩手県から三重県までの1都15県、海岸で1,000km。約40隻もの船が母港としています。
本日の午前中、北朝鮮が今年に入って12回目のミサイル(火星18型)を発射しました。
1時間以上飛翔しており、もし水平に発射したら相当の距離(1万8千km)になり、かなりの技術向上が見られるそうです。
日本近海では近年、中国の船とロシアの船が一緒に行動することが増えたそうで、津軽海峡等一列になって通過しています。
また中国は空母を運用しており、台湾や石垣島周辺で頻繁に訓練をやるようになってきました。
航空自衛隊のスクランブル発進では、南西区(那覇)からが増加傾向(22年全国778回のうち515回)しており、中国からは無人機も飛んでいて、また航空機でもロシア機との行動が増えており、警戒が必要とのことです。