本日「神奈川県議会 第二回定例会」が閉会しました。
故竹内英明先生の追悼の議事が執り行われ、
各会派討論の後、一般会計補正予算案49億6300万円や条例改正案等
全議案が可決承認されました。
「子ども・子育て支援策」では、男性従業員が育児休業を取得した中小企業に奨励金を交付するほか、
保育園で乳幼児の使用済み紙おむつを保護者が持ち帰らないで済むよう、処分費用を市町村に対して補助する予算が計上されています。
産科・小児医療施設等誘致事業費補助は、安心して妊娠・出産・子育てできる環境整備のため、
産科小児科施設等を開設する事業者の施設整備などの対し補助するものです。
また児童虐待対応として、県所管の児童相談所と県警との情報共有システムを拡充し、
県警本部だけでなく、全54署でリアルタイムに共有できるシステムを構築するための
関連予算として約8200万円を計上しました。
また、人口減少が進む三浦半島地域の活性化に向けては、
空き家を活用し、周辺の飲食店などとの連動してにぎわいを創出する
「アルベルゴ・ディフーゾ」の手法を参考に新たな取り組みを進めるほか
地域のさまざまな事業者が参画する「三浦半島みらいミーティング」を設置し、
ミーティングの皮切りに、駐日イタリア大使等を招いた
シンポジウムを開催するためのプロジェクト推進費等が計上されています。
近年激甚化されている風水害対策では、
道路や橋、海岸など計69カ所の公共事業（約34億2千万円）を実施するほか、
横浜市で2027年に開催される国際園芸博覧会（花博）の
機運醸成に1千万円を計上しました。
