「児童相談所のあり方を考える地方議員懇談会」勉強会にオンラインで出席しました。
精神科医の黒木宣夫先生から、臨床事例より一時保護の問題点について、ご説明をいただきました。
令和3年度における児童虐待相談対応件数は、207,660件で、平成11年度の18倍に増加しており、
コロナ禍では潜在化している恐れもある厳しい状況です。
親子喧嘩しただけで警察が対応したことで、児相に連れて行かれる事例等、虐待とは違っても、一時保護を前提に対応されてしまう事例も多いそうです。
産後うつ状態の場合は、一時保護ではなく精神科治療を優先しながら対応すべきとの意見もありました。