神奈川県議会「一般質問」二日目。
自民党からは田中信次議員、細谷政幸議員そして
国松誠議員の三名が登壇し、国松議員からは
「水産業の活性化へ向けた漁業者の取組への支援について」質問がありました。
近年、県内水産業を取り巻く環境は、
漁獲量の減少や燃料高騰によって漁業所得は減少し、
多くの漁業者が厳しい状況にあります。
そのような中、県は持続可能な水産業を目指し、資源管理を強化するとともに、
魚類養殖の導入や早熟カジメによる磯焼け対策等の取組みを進めています。
そうした取り組みに加え、地域の水産業活性化を目指す計画である
「浜の活力再生プラン」や「浜の活力再生広域プラン」を
漁業者自らが作成し、計画遂行のため、
国の補助事業を活用した施設の整備や漁船のリースなどができるよう、
県も支援することで、本県水産業活性化を図っていくことが必要です。
しかし、現在県内20漁協のうち、広域プランを策定できたのは
わずか5団体となっています。
さらには、漁業権の管理や施設整備、販売事業など、
漁業者の活動を支える漁業協同組合の経営基盤強化を図るため、
合併や事業統合などを進めることも重要です。
そこで、本県水産業を魅力ある産業に成長させていくために、
漁業者による活性化の取組みを県内各地で進めていく必要があると考えますが、
どのように支援していくのか？、知事に見解を問いました。
https://hama-p.jp/
田中信次議員の質問項目は下記のとおりです。
1．少子高齢化が進行する中での県庁における人材確保対策について
2．多子世帯への子育て支援の充実について
3．結婚支援「恋カナ!NEXT」について
4．医療的ケア児の支援について
5．メンタルヘルスの理解促進について
6．花き園芸の振興について
7．豚熱のワクチン接種について
8．公立小中学校におけるフッ化物洗口の推進について
細谷政幸議員の質問項目は下記のとおりです。
1．リニア中央新幹線の県内駅への停車本数の確保について
2．県庁東庁舎のレストラン事業者の再募集について
3．マイナンバーカードの安全性について
4．災害対策における民間との連携強化について
5．かながわブランドなどの県内産農林水産物の魅力の発信について
6．脱炭素社会実現に向けたEV・FCVの普及について
7．児童・生徒への性に関する指導について
国松誠議員の質問項目は下記の通りです。
1．地域コミュニティ再生・活性化について
2．農業の生産基盤整備と担い手の確保について
3．水産業の活性化へ向けた漁業者の取組への支援について
4．出産・子育てに関する伴走型相談支援について
5．相鉄いずみ野線の延伸について
6．横浜湘南道路の整備について
7．水道システムの再構築に伴う県営寒川浄水場の在り方について
