三浦半島魅力最大化プロジェクト | 石川巧オフィシャルブログ「すべては三浦のために」Powered by Ameba

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神奈川県議会「一般質問」初日。

自民党からは新堀史明議員、補助者に市川和宏議員が登壇、
「三浦半島魅力最大化プロジェクトについて」質問がありました。


県では、人口減少が続く三浦半島地域の活性化を図るため、
三浦半島魅力最大化プロジェクトを策定し、
令和2年の改定後は、これまでの「観光の魅力」に加え、
「暮らす魅力」を高めるため、「住む魅力」と「働く魅力」向上を図る
新たな切り口で取り組んできました。
しかし、新たな賑わいが生まれたのか?と言えば、
率直に効果を確認するのは難しい状況です…。
総務省の人口移動報告によれば、令和3年は転入者が転出者を上回る
転入超過であったのに対し、令和4年は再び転出超過になり、
人流の都心回帰の本格化が見込まれる中で、
人口減少は引き続きこの地域の課題のままです。
地域外の人々が移り住みたいと感じ、今住んでいる方も住み続けたい
と感じられる条件を整えることこそが地に足の着いた地域活性化であり、
地域のポテンシャルを引き出すことで、
地域全体で成果を実感できるようにしていくことが重要です。
そこで、これまでのプロジェクトの成果について、どのように捉えているのか?
また、今後三浦半島の活性化に向けて、どのように取り組んでいくのか?、
知事の見解を問いました。


黒岩知事からは…、

まず、プロジェクトのこれまでの成果について。
県は三浦半島地域の活性化を図るため、
平成27年度に「三浦半島魅力最大化プロジェクト」を策定し、
豊かな食材に着目した「三浦半島はイタリア半島」等、
地域の魅力を高める取組みを市町や民間と連携して進めてきた。
観光の魅力を高める取組では、
ウィンドサーフィンワールドカップ開催等により
地域のブランド力向上を図るとともに、
国家戦略特区制度の活用により、高級リゾート施設整備に道筋をつける等
地域のポテンシャルを引き出す取組みを進めてきた。
また、半島で暮らす魅力を高めるための取組みでは、
市町と連携してテレワーク拠点の環境整備に取り組んだほか、
自然に囲まれ、ゆったり暮らせる三浦半島ライフの情報発信に取り組んできた。
こうした取り組みを実施する中で、
当地域では、コロナ禍の影響もあり、令和2・3年は転入超過を達成したが、
令和4年には再び転出超過に転じてしまった。
さらに個別の市町の状況をみると、転出超過が継続している自治体もあり、
今後は、各市町の状況に応じたきめ細かな対応により、
活性化を地域全体に広げ、転入超過を継続していくことが課題となっている。
さらに、さらなる活性化に向けた取り組みについては、
現在当地域では、リゾート開発や観光型MaaS(ワンストップの移動サービス)
といった地域の魅力を高める民間主体の取組みが、これまでになく活発化している。
そこで県は、それら取組みを後押しするため、
海上交通の事業化を見据えた取り組みや
観光地にアクセスする道路の整備等に取り組んでいく。
また、働く世代の活躍する機会を創出するため、
地域の起業支援に取り組むほか、
消費者目線をもった農業者を育成する事業(農産人)により
この地域で暮らす魅力を高めていく。
今後も、様々な取り組みを行うとともに、
地元の皆様と議論を重ね、三浦半島の魅力を最大化することで、
一層の活性化を図っていく、との答弁がありました。



新堀史明議員の質問項目は下記の通りです。

1.横浜市内の米軍基地に関する取組について
2.県内消費喚起事業「かながわPay」について
3.ゲーム障害対策の推進について
4.三浦半島地域の活性化について
5.医師の働き方改革と地域医療の確保について
6.犯罪や交通事故の被害者・遺族への被害者支援の取組について
7.衆議院小選挙区の区割り改定に係る対応について