口蹄疫メモリアルセンター | 石川巧オフィシャルブログ「すべては三浦のために」Powered by Ameba

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一期一会を大切に、神奈川県議会議員石川たくみのブログです。
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宮崎県農業科学公園「口蹄疫メモリアルセンター」を視察しました。

平成22年4月、宮崎県で口蹄疫が発生し、県内牛・豚飼育頭数の1/4約30万頭な家畜の尊い命を奪い、非常事態宣言中は公的施設やイベントは休止されるなど、畜産業のみならず地域経済や県民生活に多大な影響(推計2350億円)を及ぼしました(8月に終息宣言)。

口蹄疫のつらく悲しい経験の伝承と再生・復興を力強く進めるため「口蹄疫メモリアルセンター」を設置したものです。

口蹄疫からの再生復興に向けて、平成25年に「宮崎県畜産再生プラン」を策定し、家畜防疫員による巡回指導や毎月20日を県内一斉消毒の日と定める等防疫体制を強化し、農家のみならず、県民としても空港や港湾等にも消毒液を設置することで対策をてってしています。
令和3年には「みやざき畜産共創プラン」を策定し、あらゆる危機事象に負けない畜産、賢く稼げる畜産を畜産農家、関係機関、産業そして県民の皆様とともに創造し、持続可能で魅力ある強くてしなやかな本県畜産業の発展を目指し、二度と悲劇が起こらないように県民総ぐるみで努めています。

家畜伝染病「口蹄疫ウイルス」は、偶蹄類の家畜(牛・豚等)がかかる病気で、成長した家畜での死亡率は低いものの、伝染力が極めて強く、また幼畜での感染は致死率50%近く世界的に最も警戒すべき伝染病の一つです。