北朝鮮拉致問題の啓発について | 石川巧オフィシャルブログ「すべては三浦のために」Powered by Ameba

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一期一会を大切に、神奈川県議会議員石川たくみのブログです。
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本日は神奈川県議会本会議「代表質問」三日目。 
自民党から川本学議員、補助者に山本哲議員が登壇しました。
 
北朝鮮拉致問題の教育現場での啓発について質問がありました。
 
 
北朝鮮による拉致問題は、発生から既に長い年月が経過しており、
昨年12月、北朝鮮による拉致被害者家族連絡会代表を長年務められた飯塚繁雄さんが、
妹の田口八重子さんとの再会を果たすことなくご逝去されるなど、
拉致被害者のご家族の高齢化も進んでおり、一刻の猶予も許されません。
拉致問題は、我が国の主権及び国民の生命と安全を脅かしており、
拉致された方々の貴重な未来を断絶し、家族とのかけがえのない時間を引き裂く、
人権人道上断じて許されない問題です。
 
国は、若い世代への拉致問題に関する啓発を重要課題とし、
拉致被害者家族の飯塚耕一郎氏に焦点を当てた電子コミックを
文科省から教育現場での活用に向けて、都道府県教育委員会に対し
無償貸し出しの通知が出されました。
電子コミックは、児童生徒に身近な教材であり、その活用が期待できます。
平成14年の拉致被害者の帰国を知らない世代も増えてきており、
風化をさせないため、特に次世代を担う子どもたちの
拉致問題に対する理解を深めるため、
今後どのように取り組んでいくのか?教育長に見解を問いました。
 
 
花田教育長からは…
 
拉致問題は重大な人権侵害であり、風化させることがないよう、
学校教育においても継続して取り組むべき課題と認識している。
県教育委員会では、これまでも映画『めぐみ』など、映像作品の学校での活用を促進しており、
昨年度の活用率は、県立学校で100%、政令市を除く県域小・中学校で82.9%となっている。
また、教職員に対しても、初任者研修や人権教育研修等で
拉致問題を取り上げ、理解促進を図っている。
一方、拉致問題の発生から年月が経過する中で、若い世代の関心が薄れていくことが懸念されており、
拉致問題に触れる機会を、これまで以上に増やす取り組みが必要。
こうした中、国が今月10日から学校に無償貸し出しすることにした
電子コミック『母が拉致された時、僕はまだ一歳だった』は、
貸し出し手続きが容易で、児童生徒に理解しやすい内容になっている。
県教育委員会では、県立学校や市町村教育委員会にこの電子コミックの積極的な活用を促していきたい。
また今年度新たに、教職員を対象にした拉致被害者家族連絡会代表による講演会をオンラインで実施するほか、
県立学校で拉致問題に関する写真パネル展示を実施する。
県教育委員会ではこうした取り組みを通じて、児童生徒に拉致問題を正しく理解させるため、
今後も発達段階に応じた啓発にしっかりと取り組んでいく、との答弁がありました。
 
 
 
川本学議員の質問項目は下記の通りです。
 
1.持続可能な社会を見据えて
    (1)神奈川県科学技術政策大綱の改定について
 (2)男女共同参画の推進について
 (3)プラスチックの循環的な利用の推進について
 
2.安全・安心施策の推進について
 (1)安全・安心な海水浴場の開設について
 (2)通学路の安全確保について
 (3)神奈川県暴力団排除条例の改正について
 
3.県政の諸課題について
 (1)社会の変化に応じた職業能力開発について
 (2)神奈川県スポーツ推進計画の見直しについて
 (3)県立高校改革の推進について
 (4)北朝鮮拉致問題の教育現場での啓発について