神奈川県議会本会議において、議長副議長選挙が執り行われました。
第115代議長にしきだ博昭議員が、副議長に曽我部久美子議員が決定しました。
前任の小島議長、佐々木副議長、大変お疲れさまでした。
しきだ議長から、就任の挨拶がありました。
「私には常日頃、胸に刻み拠り所としている言葉があります。
それは、為政者すなわち政治に携わるものの心構えを説いた中国の古典『岳陽楼記（范仲淹）』の一節「先憂後楽(せんゆうこうらく)」という言葉であります。
天下の憂いに先立って憂い、天下の楽しみに遅れて楽しむ。すなわち、憂いがあれば、住民より先に気づき対処し、楽しみを享受するのは住民の後でよい、ということであります。
私自身引き続き、こうした心構えのもと、県議会が県民の皆様からさらなる信頼と共感を得られるよう、自らの置かれた立場、与えられた環境の中、最善を尽くす決意を新たに致しております。
改めてまして、心ある先輩同僚議員の皆様には、浅学非才の私に対し、ひとかたならるご理解をお寄せ頂き、今後ともご教導賜りますよう、心からお願い申し上げます。
また黒岩知事はじめ県当局の皆様には、引き続きご協力を賜りますよう何卒よろしくお願い致します。
結びにあたり、これまで豊かな知識のもと国際的視野に立ち、常に沈着冷静に物事に当たり、卓越した手腕を発揮され、
円滑なる議会運営に務めてこられた小島健一前議長のご功績とご労苦に対し、深甚の敬意と感謝の意を表しますとともに、
初当選以来変わることなく、私をお支えくださいました地域の皆様に厚く御礼を申し上げ、議長就任に当たりましての私からの挨拶とさせて頂きます。
この度は誠に有難うございました」
