重度障がい者でも社会参加できる〜重度訪問介護を活用した在宅生活の事例 | 石川巧オフィシャルブログ「すべては三浦のために」Powered by Ameba

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一期一会を大切に、神奈川県議会議員石川たくみのブログです。
<私の目指す政治活動>
 ○自立的な生活経済圏     ○誇りの持てる教育
 ○一人でも多くの三浦ファンを ○より身近な市政に

神奈川県共生社会アドバイザーによる研修会、
「重度障がい者でも社会参加できる〜重度訪問介護を活用した在宅生活の事例」にオンライン参加しました。


冒頭、県からは当事者目線の取組みについて説明がありました。
「当事者目線の障がい福祉推進条例(仮)」制定に向けて、
〇個人として尊重されること、〇心の声に耳を傾け、互いの心が輝く支援の推進、
〇希望する暮らしの実現、〇将来像に応じた個別のサポート、
〇政策決定過程への当事者の参画、を大切にしていくとのことです。


講師は県共生社会アドバイザーでALS(筋萎縮性側索硬化症)患者の高野元氏。

声が出せず、キーボードを打つことができないため、
視線入力パソコンと高野さんが開発したプレゼンソフトでのご講演でした。

「重度訪問介護」はじめ様々な医療福祉サービスを活用した生活の事例、課題についてお話しがありました。
社会参加の重要性を強く訴えられ、分身ロボットカフェを例にあげ、働けなかった人たちがテクノロジーの力で解放されたことで、生きるとは何かということが再確認された、と言います。


<重度訪問介護の課題>
①就労時に重度訪問介護は使えない(最近さいたま市で職場介助助成金制度)
②入院時の利用について(病院側の都合)

<重度訪問介護の意義>
重度障害者も社会の一員であり、住みたい場所で暮らせる、家族を介護から解放、
そして生きる意義の再構築や包摂社会の構築といった、
社会の価値観の転換を促す仕事が「重度訪問介護」


「まだ普及しているとは言えないサービスなので、皆さんのやる気が大切です。
簡単にあきらめないように、皆さん頑張りましょう!」