オミクロンの特性に応じた対策へ | 石川巧オフィシャルブログ「すべては三浦のために」Powered by Ameba

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一期一会を大切に、神奈川県議会議員石川たくみのブログです。
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本日神奈川県議会「厚生常任委員会」が臨時で開催されています。
 
 
オミクロン株は、感染力が強く(約3倍)潜伏期間が短い(約3日)、
そしてほとんどの患者が軽症で、若い世代の重症化率が低い、という特徴があります。
 
そこで神奈川県は、オミクロン株の特性に応じた対策として、
「自主療養」届出システムを導入しました。
6〜49歳までの方、重症化リスク因子がない方、妊娠していない方が
セルフテストを行い陽性が判明した場合は、自主療養を選択することができます。
 
しかし、自主療養の仕組みを取り入れた現在においても、
発熱外来や保健所でのひっ迫状態は続いており、
県管轄保健所では、1日時点で未処理の発生届が1,416件あるそうです…。
 
 
委員会の冒頭に、県からは新たな報告事項が2点ありました。
①新たな宿泊施設を「東横イン湘南鎌倉藤沢駅北口」に設置する。2月9日から受入140名
②「第11回神奈川県感染症対策協議会」を2月4日開催する。
議題はオミクロン株感染拡大における課題と対応について、
社会機能維持のための保育園・学校等の患者発生時の休園休校等の取扱いについて
を専門家の意見を踏まえて議論する。
 
 
 
また、自民党からは「濃厚接触者について」質問がありました。
濃厚接触者の健康観察期間は当初、元患者の療養期間終了を始期とする7日間でした。
しかし2月2日からは、陽性患者との接触時点から「7日間」に変更されています。
いまの濃厚接触者の方々は、制度の変更を知らない可能性が高く、
わが会派からは、周知徹底を要望しました。
 
 
 
濃厚接触者については、国立感染症研究所「積極的疫学調査実施要領」において次のように定義しています。
〇患者の感染可能期間内に、次のような接触があった方のことをいいます。
 ・患者(確定例)と同居あるいは長時間の接触(車内、航空機内等を含む)があった者
 ・適切な感染防護無しに患者(確定例)を診察、看護若しくは介護していた者
 ・患者(確定例)の気道分泌液もしくは体液等の汚染物質に直接触れた可能性が高い者
 ・手で触れることの出来る距離(目安として1メートル)で、必要な感染予防策なしで、「患者(確定例)」と15分以上の接触があった者(周辺の環境や接触の状況等個々の状況から患者の感染性を総合的に判断する)        
〇 感染可能期間は次のとおりです。
・発症日の2日前から新型コロナウイルス感染症の診断を受けた後に隔離などをされるまでの期間
・無症状の方は検体採取日の2日前から新型コロナウイルス感染症の診断を受けた後に隔離などをされるまでの期間
 
 
※新型コロナウイルス感染症の陽性患者の方と接触があった日を0日として翌日から7日間は、外出の自粛(自宅待機)と健康観察をお願いしています。