『地域医療構想ー三浦半島の明日を考える.part7』ハイブリッド講演会に出席しました。
講師はハイズ株式会社代表取締役、慶應大特任教授の裵 英洙(はい えいしゅ)氏で、
テーマを「医療機関における働き方改革〜地域医療構想をふまえて」としてご講演頂きました。
医師としての立場に加えて、コンサルティング会社を立ち上げて各地病院経営の経営アドバイザーやヘルスケアビジネスのコンサルティングを行っています。
2024年度4月から、「医療機関における働き方改革」医師の時間外労働規制がスタートします。
地域医療を適切に確保しながら、時間外労働の上限(B・B連携水準で1,860時間)を設定するものです。
現在は、時間外労働1920時間超のドクターが全体の約10%(約2万人)いらっしゃるそうです(外科・産婦人科・救急)。
こうした過重労働の事態を何とかしなければ、医師の健康や地域医療体制の確保が難しくなってしまいます。
座長の長堀薫病院長からのご挨拶では、新型コロナ第五波の際、横須賀共済病院のコロナ病床32床は常に一杯で、さらには市外の患者も多数引き受けたとのお話がありました。
新型コロナパンデミックを機会に、三浦半島の医療提供体制は、機能分化とネットワーク化が進展しました。