10代に対するワクチン接種について | 石川巧オフィシャルブログ「すべては三浦のために」Powered by Ameba

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神奈川県議会本会議「一般質問」初日。

自民党からは神倉寛明議員、綱嶋洋一議員が登壇しました。


希望するすべての人にワクチン接種を…

神倉議員より、
「受験を控えた中高生など10代に対する新型コロナワクチンの接種について」質問がありました。

感染力の強い変異株の登場により、若い世代への感染が広がっています。
8月18日〜24日の週において、全国の20歳未満の感染者数は
おおよそ3万人に上り、前月の5倍以上に増加しました。
一方で、発症予防や重症化予防の効果が期待されるワクチン接種については、
10代の接種率は他の年代よりも低い状況です。

こうした中、特に中学3年生や高校3年生は高校受験、大学受験、就職活動といった
人生の大きな節目となる機会を控えており、
新型コロナに感染し、入学試験や就職活動の機会を失うことは、
将来に大きな影響を与えてしまうため、出来る限り避けなければなりません。

三浦市では、12~64歳の80%が接種できるワクチンの追加配分が国から示され、
9月20日に追加予約を開始するところです。

ワクチンの住民接種については、市町村が主体でありますが、
接種を希望する中学3年生や高校3年生が、できるだけ早期に接種できるよう
広域自治体である県としても、市町村に働き掛けるべきと考えます。
知事の見解を問いました。



質問に対して黒岩知事からは…

10代の方、特に人生の節目である受験や就職を控えた中学3年生や高校3年生は
ワクチン接種が遅れると、受験などの影響が生じるのではないか
と不安を抱えている方も多いと思われる。

綾瀬市で18歳以下を対象に夏休み期間に接種会場を設置したり、
愛川町では集団接種枠の中で優先枠を設けるなど、
10代の接種機会を確保する取り組みを行っているところもある。
しかし多くの市町村では、現在重症化のリスクなど考慮し、
年齢の高い方から順に段階的に摂取を実施している。
このため、県内での10代への接種は9月12日現在で
1回目25%、2回目9%と、他の年代に比べて低くなっている。

こうした中、萩生田文部科学相から9月14日の会見で、
各自治体に対し、接種を希望する受験生への速やかな接種について
特段の配慮を行うよう依頼があった。
そこで県でも、受験を控えた中高生に対する接種について
市町村に対し配慮をお願いしていく。
合わせて、職域接種を行う大学等に対して、
受験生も接種対象とするよう検討をお願いしていく。
また、10代の接種を促進するためには、
自身の接種が個人や社会にもたらすメリットや副反応に関する新しい情報を
本人や保護者の方に十分理解していただくことが重要。
そこで県では、日本小児科学会が公表しているQ&Aなどをもとに、
接種の意義や副反応等の情報をSNS等を通じて提供し、
接種に対する不安の払拭に努めていく。
こうしたことで、受験等を控える10代の方が一日でも早くワクチンを接種出来るよう、
市町村と連携してしっかりと取り組んでいく、との答弁がありました。



神倉寛明議員の質問項目は以下の通りです。

1.受験を控えた中高生など10代に対する新型コロナワクチンの接種について
2.コロナ禍におけるがん検診・治療について
3.秦野赤十字病院を含む湘南西部地域における医師確保について
4.県立秦野戸川公園の整備促進と魅力づくりについて
5.わいせつ教員根絶に向けた取組について
6.小中学校における特別支援学級の教員のスキルアップについて
7.都道府県間の教員人事交流について


綱嶋洋一議員の質問項目は以下の通りです。

1.県内観光の誘客促進に向けた情報発信について
2.有機フッ素化合物による地下水汚染への対応について
3.アフターコロナ時代の高齢者の居場所づくりについて
4.下水道事業の広域化・共同化について
5.高齢者が安心して暮らせる防犯対策の拡充について
6.不育症治療に対する支援について
7.高速道路に架かる市町村管理橋の老朽化対策について
8.SNS等に起因した犯罪から子供を守る取組について