新しいオフィス・働き方を提案する、NECネッツエスアイの
「日本橋イノベーションベース」を視察しました。
オープンイノベーションによる事業創造と共創の場として、クラウドやDXを駆使したテレワーク等「新しい働き方」を実践しています。
Zoomを日本に持ち込んだのがNECネッツエスアイです。
①「"Beyond Borders"新しい働き方改革への挑戦」目的別選択型オフィスとデジタルワーク環境への取り組みについて
NECネッツエスアイが取り組んできた働き方改革の取組は2007年から。
デジタル化(ペーパーレス)・オープン化・を推進してきました。
一番初めに取り組んだのは、会議室撤廃。会議をオープンにしたこと「見える会議室」に。
2015年から全社的にテレワークを導入。
●組織の壁やひな壇を廃してフレキシブルなオフィスへ
●会議の見える化でコミュニケーションの質向上
●紙資料・倉庫を廃し、情報共有スタイルの変革(フリーアドレス・共有化)
4.2fm/人 → 1.8fm/人
オフィスフロア面積を32%削減
デジタル化とオフィスを融合させていく
〈スリムオフィス&スマートワーク〉
オフィスの様々な無駄を削減し、社員のモチベーションと生産性を高める
スマートワーク
●ノーディスタンス・オフィス=離れた場所との距離を感じさせない働き方
「ミックスドリアリティ」
●チーム・ワーキング=ICT活用でチーム内の連携をとる
スペースのスリム化
〈何を変えていくのか?目的は?〉
ノーペーパー=ノウハウや知見の全社活用
オープン化=意思決定のスピード化
〈企業コンセプトを"Beyond Borders(その壁を越えていく)"に〉
本社オフィススペースを60%減、目的別選択型オフィスへ…
ビジネスベース、テクニカルベース、アクティビティベース(サテライトオフィス・横浜や武蔵小杉等7ヶ所)、そしてイノベーションベース
通勤を30分以内に・BCP対策・東京一極集中避ける → クラウド化へ
"zoom"を持ち込んだのはNECネッツエスアイ
『自然災害やパンデミックでも事業継続できる働き方を目指して』
企業・社員にとって良い環境 ⇄ 新しい時代の人材のあり方
〈地域課題への取り組み〉
優秀な地方大学の確保
「ふるさとワーク・Uターンワーク」
「テレワーク・インターンシップ」
「分散型ワーク」…センターオフィス・サテライトオフィス・ホームオフィス(集中作業、安心・安全、ワークライフバランス)
ハンコ改革 → 年間60万枚削減
〈非対面型セールス環境〉
デジタルセールス
デジタル環境でお客様接点をつくる
「NECネッツエスアイ」は、元はNECの電話工事部門で、1953年に日本電気工事として分離独立しました。
NECグループのネットワーク通信工事及びシステムインテグレーションにおける中核会社です。
世界初の放送自動化工事(NHK)や携帯電話基地局工事等身近な取組みはもちろん、
南極地域観測隊の昭和基地に設営された多目的衛星データ受信システムの保守点検を実施しており、同社内から1名が毎年観測隊に参加しているそうです。