「神奈川県議会本会議」が開催され、一部の議案が即日採決されました。
今日から高橋延幸議員(足柄下選出)が自民党県議団に加わり、私の議席は三列目に変更されました。
今議会では、一般会計11月補正予算案として177億3500万円を計上し、
そのうち174億2200万円は、10月の台風19号被害関連の費用として
被災した県民・企業・農水産業への支援金やインフラ修繕費が盛り込まれました。
住宅や企業の再建に向けた補助金など48億8600万円分は、特に速やかな支援が必要として、即日議決を実施。
政令市は国の被災者生活再建支援法の適用となりましたが、
それ以外の地域は対象外のため、県が独自に被災住宅復旧を支援、
住宅が全壊した住民には100万円の基礎支援金、住宅購入する場合さらに200万円を補助します。
また、中小企業の建物・機械設備の災害復旧に39億円を計上、
商店街の街路灯やアーケード等の復旧・整備についても支援します。
さらに農業では、台風15号でも発動した農畜産業施設の復旧整備補助金を実施。
今回水産業では、国がはじめて冷凍施設など共同利用施設復旧整備への補助メニューを設置し、
これをもって県内の被災した冷凍・製氷施設への経費補助を目指します。
観光分野では、災害救助法の指定を受けた地域では、
宿泊費やツアー代を割り引く補助費用として2億3400万円も盛り込みました。
これら緊急の災害対応に加え、「豚コレラ予防対策」として、
ワクチン接種に備え、家畜注射の手数料を設定するための条例改正も即日議決されました。