GI(地理的表示保護)制度 | 石川巧オフィシャルブログ「すべては三浦のために」Powered by Ameba

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一期一会を大切に、神奈川県議会議員石川たくみのブログです。
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神奈川県議会「一般質問」最終日。

自民党からは川本学議員(川崎市中原区)・
神倉寛明議員(秦野市)が登壇し、
私は、川本議員の質問補助をさせて頂きました。



「農林水産業における地理的表示保護制度(GI)の推進について」、
神倉議員から質問がありました。



平成27年6月、政府は「特定農林水産物等の名称保護に関する法律」に基づき、
地理的表示保護制度、GI制度を導入しました。



地域ブランドには、地名と結びついた名称が多いですが、
その名称を知的財産権として保護するための制度で、
1900年代初頭、ヨーロッパで創設され現在100を超える国で導入されています。
「神戸ビーフ」「夕張メロン」はじめ国内37都道府県81産品が登録されていますが(令和元年7月現在)、
残念ながら、神奈川県産品は一つも登録されていません。


GI制度登録の推進は、農林水産業の活性化につながるはずで、
本県のGI制度について今後どのように取り組んでいくのか、知事に見解を問いました。




知事からは、下記の趣旨の答弁がありました。
制度導入の平成27年度から、生産者団体に対する説明会を開催し、
また、個別の相談にも応じてきました。
さらにGI制度対象の可能性のある産物を国に情報提供し、
生産者に働きかけも行ってきましたが、
現在も県内では一つの登録もありません。
理由としては、県内生産者は地産地消に取り組んでおり、
国際的認証に登録するメリットが見いだせないこと、
また事務手続きの負担などがあげられています。
そこで、県では他府県の事例を調査して、
登録するとどのようなメリットがあるのか検証し、
登録意向を改めて伺い、希望があれば個別に支援してまいります。
今後も生産者団体の意向に沿いながら、県内農林水産業の活性化を支援し、
地産地消の推進と神奈川産品のブランド化に取り組んでまいります。





川本学議員の質問項目

1.新たな企業誘致施策について
2.再犯防止の取組について
3.消防団の充実強化について
4.データ等を活用した観光振興について
5.東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会への子ども達の参加機会について
6.投票環境の整備について



神倉寛明議員の質問項目

1.秦野赤十字病院の分娩再開を見据えた県西部への医師確保策について
2.丹沢地域を活用した新たな観光の核づくりについて
3.アウトドアツーリズムと県立秦野戸川公園の活用について
4.農林水産物における地理的表示保護制度(GI制度)の推進について
5.スポーツクライミングの普及推進について
6.スマートインターチェンジを活用した災害対応について