台風15号に対する県の対応について | 石川巧オフィシャルブログ「すべては三浦のために」Powered by Ameba

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神奈川県議会「一般質問」二日目。



自民党からは原聡祐議員、補助者に新井絹世議員、

山本哲議員、補助者市川議員が登壇しました。




「令和元年台風第15号に対する県の対応について」原議員から質問がありました。




神奈川県を襲った台風第15号は、強い豪雨に加え、

かつてない規模の暴風が吹き荒れるという特徴があり、

断線や電柱の倒壊等により県内各地で停電が発生しました。

今後も、いつこのような災害が発生するかわからない中、

災害の復旧に加えて、課題を検証して対策の充実を図る必要があります。

今回の災害に際し、県としてどのような初動対応を取り、

またその対応についてどのような課題認識を持っているか。

また今後どのような復旧支援を図るのか。

さらにこの経験、教訓を活かして地域防災計画にどのように反映させていくのか、

知事の見解を問いました。



問いに対して知事からは、下記のような答弁がありました。



過去最大級の台風が上陸するとの予報から、

通常の3倍の職員を動員して警戒に当たりました。

また住民の避難行動を早めに実施するよう市町村に指示し、

県民の安全確保に全力を尽くしました。

しかしながら、県内広範囲にわたり停電が発生したことに対し、

市町村やライフライン事業者との情報共有が十分にできなかったことは

大きな反省点であります。

初動対応としては、県主導で鎌倉市二階堂地区に

自衛隊派遣を要請し、早期復旧に努めました。

また県は、12日には台風被害を受けた中小企業に対する

「特別支援融資」を新設、相談窓口を設置して対応に当たっています。

昨日(18日)、菅官房長官・経産省牧原副大臣が横浜市金沢区を視察の際、

今回の災害に対する金融・財政的支援を要請したところです。

今後も、早期復旧に向けて全庁をあげて取り組んでいきます。

今後の教訓としましては、電気水道等のライフラインが損なわれることが、

県民の命に直結することを改めて痛感しました。

被害情報の共有について、市町村はもちろんライフライン事業者とも連携していけるよう

今年中に地域防災計画の修正に反映できるようにしてまいります。







原聡祐議員の質問項目は下記のとおりです。


1.令和元年台風第15号に対する県の対応について

2.市民救護の推進に向けた救急キットの設置促進について

3.歯科技工士の人材確保について

4.県内中小企業のベトナムヘの進出支援とベトナム企業の本県への誘致について

5.アジア圏外国人観光客誘致の推進について

6.大岡川水系における親水施設の整備と活用について

7.県立高校における専門学科の充実について





山本哲議員の質問項目は下記のとおりです。


1.地域産業を支える職業能力開発の取組について

2.ストリートスポーツの振興について

3.県立高等学校等におけるシチズンシップ教育について

4.公立小・中学校における「キャリア・パスポート」の活用について

5.県立学校教員のメンタルヘルス対策について

6.さがみグリーンライン自転車道の整備について

7.小出川の減災対策について