共生社会実現フォーラム | 石川巧オフィシャルブログ「すべては三浦のために」Powered by Ameba

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一期一会を大切に、神奈川県議会議員石川たくみのブログです。
<私の目指す政治活動>
 ○自立的な生活経済圏     ○誇りの持てる教育
 ○一人でも多くの三浦ファンを ○より身近な市政に

明日まで「障がい者週間」です。


神奈川県主催「共生社会実現フォーラム〜誰もが行動する社会へ『あなたにもできることがある』」に出席しました。




本県の共生社会の実現に向けて、多様な実践者たちの事例に学びながら、誰もが行動する社会を考える機会となっています。





第1部では、「心の輪を広げる体験作文最優秀賞」及び「障がい者週間のポスター最優秀賞」表彰、

また「障がい福祉サービス事業所等への発注に貢献した企業表彰」の表彰式が執り行われました。




第2部「共生社会の実現に向けた取組事例報告会」では、

県内の大学生による活動事例が発表されました。

●さがまち学生Club(相模女子大学等) 

→相模原市と連携して「共生社会実現に向けたPR動画制作」

●田園調布学園大学 →「道徳の授業(障がい理解教育『小さな勇気をもつ』)」

●関東学院大学 → 社会福祉を学ぶゼミの学生による「第1回ピア・ぶんこ祭」開催(障がい者スポーツ体験や子ども食堂、児童労働を考える動画上映等)

●県立保健福祉大学 → ボランティアサークル「H.S.C」によるサマースクール(開学以来続く障がいのある子供たちを大学に招いて学生と夏休みの思い出づくり等)




基調講演「共生社会に向けたひとりひとりの気持ちのデザイン」。

講師は、渋谷にあるNPO法人ピープルデザイン研究所 須藤シンジ代表理事。

"心のバリアフリー"をクリエイティブに実現する思想や方法として、「ピープルデザイン」という概念を提唱。

様々なマイノリティーが当たり前に混ざり合う、

ダイバーシティな社会の実現を目指しています。



次男が重度の脳性まひで産まれました。それまで障がいに関心が低かったですが、

障がい児の息子が独立して生きていける社会ではない日本に愕然としました…。

だからこそ共生社会実現を向けて、具体的に提案していこうと

2002年から活動を始めています。

NPOピープルデザインは、まちを媒体に"心のバリアフリー"に取り組んでいこうと取り組んでいます。

心のバリアフリーは、一言でいうと、カッコ悪い、ワクワクドキドキしない。

あんなものでいいのかね?」


「福祉、共生社会、日本の未来…予定調和のトーン…

批判をせずに数を数える現代社会…

知らなかった、見えなかったは通じない…

そこに気づき、対話し、知るための努力が市民として必要です。

日本の福祉が世界の民主的な国々の福祉と比べてどう違うのか、知るべきだ。

日本ではジジィババァが邪魔して新しいことをやらせてもらえない」


「我々のNPOでは、五つのマイノリティ(障がい者・LGBT・認知症・お母さん・外国人)、

四つのフィールド(モノづくり・コトづくり・障がい者の仕事づくり、人づくり)に取り組んでいます」


「我々は混ざり合うことに慣れていない。障がい者と出会わない、わからない、無知…それがスティグマ…

大事なのは"慣れる"ことです。

障がい者だけの世界にするのではなく、一般の人にも認められるようなモノづくり、コトづくりが必要」


キーワードは「超福祉」「双方向性」。

ピープルデザインの言葉は教科書に採用されたそうです。


「若い人は一日も早く日本から出た方がいい、

共生社会なんて何十年も前からやってるんだから…

皆さんが世界から学んで来て、日本のやり方を変えないと…」


"ちがいを、あなたに。

ちがいを、あなたから。"