神奈川県議会本会議「一般質問」2日目。
我が会派からは山口貴裕議員、そして同期 川崎修平議員が登壇しました。
「ユニークベニューを活用したMICE誘致について」、
川崎議員より質問がありました。
「ユニークベニュー」とは、歴史的建造物や文化施設、公的空間等で
会議・レセプションを開催することで、特別感や地域特性を演出できる会場のことを指します。
三渓園や横浜能楽堂、総持寺、小田原城といった県内施設を活用して
会議やレセプションを本県に呼び込む取り組みは、
魅力的なコンテンツとなる可能性があります。
本県でもユニークベニューを活用したプロモーションを進めるべきだが、
どう考えるか、知事の見解を問いました。
MICEの観光客は、一人当たりの消費額が一般観光客よりも高く、
経済効果も大きいことから誘致への取り組みを強化していくことが重要です。
いままではパシフィコ横浜といった施設と連携して、
大きな規模のMICE誘致には取り組んできましたが、
中小規模のMICEについては潜在的ニーズに答えられていないのが実情です。
そこで、美術館や水族館、神社仏閣といった特徴的な魅力ある会場、
ユニークベニューを活用したMICE誘致に取り組んでまいります。
まずは本県の特別感のある施設の魅力の掘り起こしが必要で、
今年度は発掘、磨き上げを行ってまいります。
その地域にある伝統芸能のようなアトラクションも合わせて紹介していきます。
発掘した県内のニークアベニューは観光レップを通じて、国内外に働きかけていきます。
また県内企業に対して、企業研修や旅行に活用してもらえるようPRしていきます。
ユニークベニューを活用したMICE誘致に取り組むことで、
経済効果を県内各地に波及させ、経済のエンジンを回していきます。
山口議員の質問項目は下記の通りです。
1.若い世代へのSDGsの普及啓発について
2.地域限定保育士試験の活用による保育士確保について
3.中小企業の福利厚生の充実に向けた支援について
4.災害時における応急仮設住宅の質の向上について
5.災害対応におけるドローンの有効活用に向けた取組について
6.東京2020大会に向けたボランティアへの関わりについて
7.新しいスポーツの普及について
川崎議員の質問項目は下記の通りです。
1.ユニークベニューを活用したMICE誘致について
2.動画を活用した観光プロモーションについて
3.e-sportsの大会誘致による観光振興について
4.県立高校におけるVR/AR技術の導入について
5.検索連動型広告の活用について
6.自然災害発生時における被災状況確認の取組について
7.災害時の官民扶助ネットワークの体制の構築について
