「歴史的なものは、保存し活用してこそ、その価値が検証され、生命が続くのです」
宜蘭県にある「国立伝統芸術中心(国立伝統芸術センター)」を訪問しました。
宜蘭は台湾原住民平埔族 クヴァラン族が広く住んでいた地域で、
1632年にはクヴァラン族が歴史資料に登場しています。
また文学や演劇も古くから発達し、台湾オペラ発祥の地ともいわれます。
国立伝統芸術センターは、2002年1月に設立され、
古い建造物を移設したり、伝統芸能や技術を展示することで、
伝統芸術の人材育成を担い、伝統芸術の調査研究、保存継続と発展、創出などの業務を行っています。