安倍晋三首相 | 石川巧オフィシャルブログ「すべては三浦のために」Powered by Ameba

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一期一会を大切に、神奈川県議会議員石川たくみのブログです。
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「都道府県議会議員 研修会」最後の講師は、安倍晋三自民党総裁でした。

日米首脳会談を終えて、帰国した羽田空港から直行で駆けつけて頂きました。




安倍総理時局講演の一部を抜粋します。


「今回の訪米は、北朝鮮問題にどう対応していくのか?

南北の首脳会談が来月あり、その次には初の米朝首脳会談がある。

日米でしっかり、どのように対応していくのか?何を求めていくか?

アメリカと基本的な考え方を一致させることが今回一番の目的でした。…

対談は合計で10時間、安全保障全体やあるいは経済問題についても、

トランプ大統領と相当突っ込んだ話をしたところであります。

核の放棄だけではなくて、北朝鮮はすでにサリンを使っている。

そうしたものも含め、しっかりと廃棄を迫るよう申し上げていきたい。

北朝鮮は非核化を前提に対話の姿勢を示してきた、そのことは評価しています。

しかし我々は、過去の過ちを決して繰り返してはならない。

北朝鮮は1994年の核合意の後、それを放棄してウランの濃縮計画を進めてきました。

2005年の6者会合では、核放棄を約束しましたが、合意は裏切られ、

その後も核実験を繰り返してきたことを忘れてはなりません。

そうした教訓の上に日米両国は、国際社会とともに北朝鮮に対して、

大量破壊兵器及び弾道ミサイルを検証可能で完全かつ不可逆的に廃棄を求め、

トランプ大統領とは様々な事態を想定して、方針の綿密なすり合わせを行いました。

北朝鮮が対話に応じるだけでは見返りを与えてはならず、様々な圧力を維持し、

非核化に向けて具体的な行動を遂行することを求めていく

という確固たる方針を改めて日米で共有しました。


そして、なによりも重要な拉致問題について、

早期解決を目指し努力していくことで日米が一致しました。…

2002年、私は心に誓いました。

横田早紀江さん滋さんが、横田めぐみさんを両手で抱きしめる日がやってくるまで、

すべての拉致被害者が、子どもたちの家族を抱きしめる日がやってくるまで、

私の使命は終わらない、そう固く決意したのであります。

訪米を前に、体調を崩された横田滋さんをお見舞いをしました。

そこでこの首脳会談において、必ず拉致問題について、

米朝会談でにおいて議題にあげさせるべく、全力を尽くすことを約束したところです。

トランプ大統領には強く訴えた。…

そして記者会見の場でトランプは、

日本にとって最高の結果が出るよう全力を尽くしていく、

この議題を取り上げる、

ということを明確に世界に向かって、北朝鮮に向かって、述べてくれました。…

今後一層、日米との関係を緊密にしながら、すべての拉致被害者の救出に向けて、

北朝鮮への働きかけを強化していく決意であります。

来たるべく米朝首脳会談が、

これまで数多く裏切られ、北朝鮮との失敗の歴史をもう一回検証しながら、

今度こそ成功に導けるかどうか、極めて重要な会談になります。

史上初めて米朝首相会談に臨むわけです。 

これは圧力を最大限まで高め続けた結果によるものです。

日米は完全に立場を一致することが出来たと思っています。

私たちは決して北朝鮮との衝突を望んではいません。

北朝鮮には勤勉な労働力があり、資源も豊富です。

北朝鮮が正しい道を歩めば、国民を豊かにすることが出来る。

日朝平壌宣言に基づいて、不幸な過去を精算し、国交正常化の道も開けてくる…

今回の歴史的米朝首相会談を通じて、事態が打開できることを強く期待しています」



「トランプ大統領とは、経済についても時間を割いて、相当率直な議論を重ねました。…

日本は日本の主張をしっかりと何回も伝えた。日米両国がリードして、

インド太平洋地域に自由で公正なマーケットを作り上げていく、

そのためにはまず、両国の経済的な結びつきをより強固なものとしていかなければならない。

日米双方の利益となる日米間の貿易や投資をさらに拡大させ、

その基盤の上に公正なルールに基づく、

自由で開かれたインド太平洋地域の経済発展を実現させていく。

トランプ大統領とは自由公正かつ総括的な貿易協定のための

協議を開始することで合意しました。……」



「若者が未来に夢や希望を持つことができる、地方を日本を作り上げて参ります。

かつてないほど急速に進む少子高齢化を乗り越えるために、2兆円の財源を得て、

社会保障制度を全世代型へと大きく転換していきます。

2020年度までに段階的に進めてきた、

幼児教育の無償化を一気に進めていきます。…

2025年問題、団塊の世代の方々が介護を必要とする年齢に近づくにつれ、

その時働き盛りの団塊ジュニア世代が、

介護のために離職するというような事態は何としても避けなければならない。

介護や子育て、様々な事情を抱える皆さんが、

生きがい、やりがいを持って働くことができる社会にしなければならない、

そうした意味で働き方改革は待ったなしであります。…



昨年は過去最高のGDPを記録しました。

日本はやれば出来る、そう思います。

政権交代してから、正規雇用は78万人増えたんです。

そして有人雇用倍率は史上初めて、1倍を超えました。…

就職率も過去最高水準になっています。

これは我々が経済を成長させたからであります。

伸びていく社会保障費、その財源をまかなうためには、

経済を成長させ、税収を増やしていかなければいけません。

そのための生産性革命であり、人づくり革命であります。…

企業の業績が上がれば、社長さんがしっかり給料を上げる、

従業員を大切にし、従業員がそれに答える、それが日本の良さなんです。

皆さん、それが日本の底力ではないでしょうか?

生産性革命・人づくり革命の主役は中小企業・小規模企業です。…

人手不足を補うために、この3年間を集中投資期間として、

10年20年先を見すえた、生産性革命をしっかりと押し進めていきます。…

投資を活性化するために、固定資産税を自治体の判断で、

2020年度までゼロにする制度をつくりました。

IT補助金、ものづくり補助金、持続化補助金等重点的に配分をし、

国と自治体が一体となって企業の設備投資を強力に後押ししていきます。

今後10年間で、70歳をこえる経営者の半数が後継者が決まらない状況です。今が正念場です。

事業承継税制を抜本的に拡充し、相続税を全額猶予する制度をつくります。…」



「日本を支えているのは農林水産業でもあります。いま農林水産業、大変です。

時には台風と戦い、急激に移り変わる気候と戦い、荒れる海と戦っている。

みなさんおゴツゴツした手で、日本の農林水産業を守り、地域を守り、

美しい原風景を守っています。

この大切な農林水産業を守ってまいります。

私たちの進めている改革は、そのための改革でもあります。

直近の生産農業所得3.8兆円は、過去最高水準であります。

40代以下の若手新規就農者も3年連続で2万人を超えました。…

農業の生産性をさらに向上させていきます。…

生産性の高い農地で、意欲溢れる担い手に農業で活躍チャンスを与え、

魅力ある美しい農村を残してしっかり繋いでいきたい。

農林水産物の輸出についても、いろいろ言われましたが、

現在8,100億円で、目標の1兆円も視野に入ってきました。…

海外では本物の日本食を求めています。…

ぜひ美味しい日本産の食材で味わってもらいたいと考えています。…


農村漁村山村など日本の原風景は、大きな可能性を秘めています。…

我々日本人も気がつかない、その地域にしかない良さ、

地域ならではの強み、魅力を活かし、世界の景況の息吹きを吹き込んでいくために、

1000億円の地方創生交付金で後押ししてまいります。…


ヨーロッパではファームステイといって一般的な休日の過ごし方になっています。

日本での農泊は、いまや200地域で実施しており、

将来的には500地域に拡大して産業の一つにしたいと思います。

外国人観光客数は2,800万人を超えました。

地方の宿泊率もとうとう4割を超えました。

LCC利用者も5倍に増えました。

クルーズ船客数は過去5年で15倍まで増え、約250万人となりました。

一回4千人が上陸するそうであります。

世界ではクルーズ船の大型化が進んでおり、

各地での岸壁整備も進めてまいります。…


観光は間違いなく、『地方創生』の起爆剤であります。

しかし、その地域ならではの体験がなければ、

その地域は素通りされてしまいます。

地域の皆さんの意欲とアイディア次第となります。

熊本八代港では、クルーズ船との連携により

現地の食材を提供する飲食店を拡大することで、

クルーズ船誘致に成功しました」



「先月私は、防衛大学校の卒業式に内閣総理大臣として出席しました。

真新しい制服に身を包んだ任官したばかりの若い自衛官から、

『事に臨んでは危険を顧みず、身をもつて責務の完遂に務め、もつて国民の負託にこたえる…』

この重い宣誓を、自衛隊の最高指揮官として受けました。

そうです皆さん、彼らは国民を守るために、命を懸ける。

しかし、いまだに憲法学者の多くは、彼らを憲法違反という…。

違憲の論争がいまでも続いているんです。

その結果、教科書にも憲法違反という議論がある。

ほとんどの教科書にその記述がある。

自衛官の子どもたちも、この教科書で学ばなければならないんです。

ある自衛官が私にこう言っていました。息子から

『お父さん、憲法違反なの?』こう言われたんですと…

皆さん、このままでいいのでしょうか?

しっかりと皆さん、憲法に、国の独立と平和を守る、

そして自衛隊を、しっかりと明記をして、

違憲論争に終止符を打とうではありませんか!

それこそが、私たち政治家の、そして

今を生きる私たちの責任であります。

その責任を、敢然とした形で皆さんとともに、

新しい日本をつくりあげていきたいと思います。

皆さんともに、頑張っていこうではありませんか!」

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