韓国最大の国際展示場、「キンテックス(KINTEX)」を視察しました。
米週刊誌『Newsweek』のThe world hottest citiesに選ばれた
京畿道高陽市にあるKINTEXは、 中央政府と自治体が共同出資して2005年4月にオープンしました。
コンベンション産業の国際化を目指し、
総工費6,100億ウォン、総展示面積108,566㎡(現在アジアトップ10、
2022年三つ目の展示場が完成すれば170万㎡となり、世界20位圏)
地上3階の展示・コンベンション施設です。
出展費用3×3mで200万ウォン、駐車場10,000台、バス300台を備え、年間525万人が利用されています。。
国際展示場の国際競争は激しく、世界一はドイツハノーバーの47万㎡。2015年中国上海には40万㎡(加えて屋外10万)世界最大級の「CHINA EXPO COMPLEX」が作られています。
神奈川横浜港は、貿易港から観光港へ、歴史の大転換期を迎えようとしています。
「山下ふ頭再開発」は、統合型リゾート(IR)の
誘致先として有力視されています。
1963年の供用開始以来、海外貿易の荷捌きや
倉庫機能等として活躍してきた山下ふ頭(47ha)を
2025年までに再開発するものです。
老朽化した倉庫等を移転させ、
「ハーバーリゾートの形成」として
文化芸術やエンターテイメント、
宿泊による滞在型空間を融合させて
賑わいを生み出すととを目指します。
統合型リゾート(IR)誘致を第一としていますが、
もしIR法が成立しなくても計画に沿って
開発を進めようとしています。2020年に一部リゾート施設の完成を目指し、
23年から全域活用を目指します。
統合型リゾート(Integrated Resort、略称IR)とは、
国際会議場・展示施設などのMICE施設、ホテル、商業施設、レストラン、映画館、アミューズメントパーク、温浴施設などにカジノを含んで一体となった複合観光集客施設のことをいいます。