横浜市、慶應大そしてナイス株式会社本社
共同事業
「スマートウェルネス体感パビリオン」
を視察しました。
ME-BYOハウスとは違うアプローチで、
ストレスの無い住環境創出を提案しています。
ナイス株式会社執行役員平田潤一郎氏に
ご説明を頂きました。
「家は健康につながっている」
日本では、交通事故死亡者の3倍といわれる死因
「ヒートショック現象」への対処が遅れていて、断熱環境後進国とのことです。
イギリスでは低温環境の住居を法規制していく
方向にあります。
断熱効果を高め、部屋の上下温度差を
少なくすることは、血圧上昇の抑制や
冷え性の改善につながります。
また、木材を使用することで、
調湿機能や熱伝導率の低さからも健康につながります。
浴室の転倒事故が年間約14,000件ということで、
滑りにくい優しい床が使用されています。
断熱やぬくもりのある環境素材、バリアフリー、省エネ、自然エネルギーを
体感することが出来るパビリオンとなっています。
ウェルネス(高気密・高断熱化・木質化・
高耐久化・高耐震化・バリアフリー化)と
スマート(省エネ・創エネ・蓄エネ)を
兼ね備えた住環境を目指します。
昨年10月にオープンして、約700名の
来場者がお越しになっています。
先ほどの「ME-BYOハウス・ラボ」
とともに、研究を総合的にパッケージ化して、
輸出していくことも期待出来ます。