母の故郷である島原市に来ました。
日本唯一の火山体験ミュージアム「雲仙岳災害記念館」にて
島原市しまばら観光おもてなし課の皆様に
「雲仙普賢岳噴火から観光産業再生への取組等について」の説明を頂きました。
また、私の親戚というご縁で、
鐘ヶ江管一元島原市長にご挨拶を頂きました。
雲仙普賢岳は、平成2年11月、198年ぶりの噴火が始まり、
溶岩による火砕流・土石流等によって
43名の犠牲者が出るなど、
多大な被害をもたらしました。
天皇陛下の被災地見舞いの原点は、
平成3年のここ雲仙普賢岳でした。
風評被害は長く続き、島原市の観光客入込数は、
149万人で、噴火直前平成2年の
204万人まで回復していません。
ピークには10万人来ていた修学旅行生も、
今でも5千人程度に落ち込んだままです…。
噴火活動の沈静化に伴い、島原全体を視野に入れた
「島原地域再生行動計画(がまだす計画)」や
「平成新山フィールドミュージアム構想」が策定されるなど、
温泉観光地として火山との共生による観光振興を図っています。