特別委員会 県外視察 | 石川巧オフィシャルブログ「すべては三浦のために」Powered by Ameba

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一期一会を大切に、神奈川県議会議員石川たくみのブログです。
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神奈川県議会「経済活性化・産業振興特別委員会 県外調査」
で長崎県に来ています。


ハウステンボス園内には入らずに、バックヤード、
先進事例となる周辺施設を視察しました。

ハウステンボス株式会社は、国際的な「観光ビジネス都市」
を標榜し、テーマパーク以外に事業多角化の一環として
エネルギー事業・ロボット事業を重点分野に位置づけています。

神奈川県における新たなエネルギー政策において重要な
「創エネ」推進や水素エネルギー導入拡大、
そして「さがみロボット特区」の取組を進めており、
現地を調査することで今後の特別委員会審査の参考にしてまいります。

ハウステンボスでは、「長崎次世代エネルギーパーク計画」として
資源エネルギー庁の認定を受け、次世代エネルギーによる
売電事業や環境学習に取り組んでいます。
日本最大級の微結晶タンデム型太陽電池、
コ・ジェネレーションシステム、ソーラーシップ、
水素エネルギー等、企業と提携してエコロジーを実践しています。

「変わり続けることを約束する」、という意味を込め名付けられた
「変なホテル」では、低コストを目指すため、
サービス用のロボットの活用(フロントやポーター、清掃ロボット等)
と最先端の省エネシステムの導入をしています。
客室は72室、通常であれば20名以上の従業員が必要ですが、
ここのホテルでは10名で対応することができます。
また空調システムは、送風式ではなく、
熱を伝える輻射式を採用しています。
省力化を目指してロボット導入をしましたが、
コミュニケーションロボットとしてエンターテイメント性が高まり、
外国人観光客等にも人気で、いつでも満室状態とのことです。


ハウステンボスは、創業以来18年間、
巨額の赤字が続いていました。佐世保市長の要請により、
2010年にH.I.S澤田会長が経営を引き継ぎ、
わずか一年で黒字化しました。

「『観光ビジネス都市』は澤田(H.I.S社長)の目指す
ハウステンボスの将来像である。
テーマパークによる娯楽の提供だけではなく、
国際会議や見本市などの舞台のなり得る場として
ハウステンボスの機能を拡張する意図がある。
環境に配慮した低コストのスマートホテル(変なホテル)の建設、
カジノを含む統合型リゾートを目指すのも、
テーマパークという既存の殻を壊し、観光ビジネス都市、
統合型リゾートとしてこれまで存在しなかった
新たな価値を提供し続けることが、都市の成長・発展には
欠かせないという考えがあるからだ」
『H.I.S澤田秀雄の「稼ぐ観光」経営学』より
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