茨城県 被災地視察 | 石川巧オフィシャルブログ「すべては三浦のために」Powered by Ameba

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一期一会を大切に、神奈川県議会議員石川たくみのブログです。
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神奈川県商工会議所青年部連合会「被災地視察」に参加しました。

視察地は東日本大震災被災地としては
報道や情報が少なく、知られざる被災地
といわれた茨城県です。
茨城県内の死者・行方不明者は25名、
家屋被害17万戸、文化財物的被害件数は
全国744件のうち四分の一の182件でした。
当日二回震度6を経験しているのは茨城だけです。
茨城県青連、水戸YEGの協力により、
水戸市、大洗市、ひたちなか市、潮来市を視察します。

「民と偕(とも)に楽しむ」
徳川斉昭公により造られた「偕楽園」
について、茨城県水戸市土木事務所染谷氏
にご説明を頂きました。
園内好文亭含め震災被害復旧費用は
1億9千万円を超え、平成24年2月に
全面復旧を果たしました。

日本最大の藩校「弘道館」については、
水戸土木事務所小圷のり子氏に
ご説明頂きました。
徳川斉昭公により1841年創立された
「弘道館」も、甚大な被害を受けました。
土壁が振動を吸収することで、
瓦は一枚も落ちなかったそうです。
復旧費用は、国(文化庁)・県合わせて
総額4億円以上かかりました。
復旧工事の過程で、新たに墨書や
二重床構造が発見されています。
平成26年3月に全面復旧しました。
「弘道館」は、15歳入塾で卒業がありませんでした。
40歳からは自由登校となったのです。

今回は、特別に非公開の復旧したばかりの
孔子廟、学生警鐘、弘道館記碑を拝観させて頂きました。

最後に水戸高橋靖市長から、「東日本大震災による被害の実態と復興の歩み」のご講演。

水戸市では、3.11で震度6弱、市内の死者7名、けが人78名で津波は45分後到達で4.5m程度、
土砂災害や液状化の被害も受けました。
水戸市は、平成27年4月に近世日本の
教育遺産群「弘道館」「偕楽園」などが
「日本遺産」に認定されました。


〈東日本大震災の教訓〉
1.災害時において、迅速な情報収集及び的確な市民への情報提供が不可欠。
2.激しい渋滞を想定し、避難所に、初動段階の備蓄物資を備える必要がある。
3.自助・近助・共助・公助の連携を強化する。
4.防災拠点施設の安全性の向上を図る必要がある。
5.新たな浸水想定に対する津波対策の強化が急務。
6.避難所等における災害時要配慮者の方へのきめ細やかな対策強化。
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