私の一般質問「クラウドファンディング」の提案に対し、
市長より平成27年度実施に向けて前向きに検討していく、とのご答弁を頂きました。
2月末現在、観光商工課にて調査検討中ということですが、
検討対象だった「観光案内板」については、
本年度地方創生関連の交付金によって14カ所改修の予算確保が出来たため、
視点を変えて河津桜に関連した方向でクラウドファンディングを検討中とのことです。
昨日の『日本経済新聞』「春秋」の中で、
東日本大震災の体験を紙芝居上演する事業が
ネットを使ったクラウドファンディングで資金を集め
運営されていることが取り上げられており、また良い例ではありませんが、
ならずものテロ国家「ISIL（いわゆるイスラム国）」の資金調達に使われていたりと、
近年若者を中心に広がりを見せています。
日本でのクラウドファンディングの歴史は、
東日本大震災の復興支援のためにスタートしたのがきっかけです。
『これからはじめるクラウドファンディング』著者 齋藤浩昭氏が、
2011年3月26日に立ち上げた「三陸牡蠣復興支援プロジェクト」で集まった資金が
3億1,518万円で、国内最高金額とのことです。
クラウドファンディングを成功するためには、目標を明確にすること、
「何のために資金を集めるのか」という理由が明確でなければいけません。
「それは自己中心的に自分の生活のためだとかではなく、地域のために、未来のために
応援してほしいと訴えることなのです。
その目標を明確にした結果、支援者は、そうした想いに共感して下さるのであるし、
また支援することによって、自分自身もその歴史をつくる
主役の一端を担えることができるという満足感を得られるのです」
【クラウドファンディング"Crowd Funding"とは？】
ある志やアイディアを持った人や団体に対する資金を、
ネットを通じて不特定多数の支援者から収集し実現する手法です。
寄付型、購入型、投資型等があります。
＜三浦市民間事業者でのクラウドファンディングの実例＞
【MFC クラウドファンディング「アートでまちを繋ごう！」】
http://misakifc.com/backup/5530
【地球元気村 城ケ島に地域の魅力を大集合させた『島の駅』をつくる！】
https://readyfor.jp/projects/chikyu-genkimura
