1月12日は「スキーの日」。
1911年1月12日、新潟県の高田で、 オーストリアのレルヒ少佐が
高田陸軍歩兵連隊の青年将校にスキー指導を行いました。
日本に初めて本格的にスキーが伝えられた日とされています。
昨日「三浦市スキー協会テクニカルキャンプ」に参加、
強行軍で三浦市の姉妹都市須坂市の峰の原高原スキー場に行ってきました。
私は協会で理事を務めていますが、スケジュール上、
今シーズンはこれで滑り納めになりそうです。
実技講習では、公益財団法人全日本スキー連盟(SAJ)新教程、
『日本スキー教程』に基づいた最新のスキー技術指導を受けました。
そこで、昨年リッチー・ベルガーに教わった
「脚部のスウィング」や「外向傾」、「山まわりを深く」といった指導が、
既に新しい指導方針を取り入れていたのだと今になって理解しました。
ここ何年もの間、SAJのスキー教程では、ハイブリッドスキーとして
「内足主導」や「谷廻りの重視」、「山側に落ちる」といった指導がされていました。
しかし、昨年からSAJ教育本部は突然方向転換して、
「外スキー操作を基本にした世界標準の指導体系」に戻したのです。
1級検定種目に「横滑り」が再採用されたのは象徴的です。
自分は、昔からシーズン始めに「横滑り」を練習しています。
ズラすことは、スキーをコントロールしたり、切り替え時に必要な技術要素であり、
ズレに乗る「横滑り」練習が大切なのです。