木曜日になりました。
怒涛のような衆院選が通り過ぎました。
私も、8日の夕方、凍りつくように寒くて強風の吹く中投票に行ってきました。
期日前投票に出向くタイミングがなかったためですが、期日前投票に行ったお二人から、
「あまりにたくさんの人が並んでいて、諦めて帰ってきました」
という実態をお聞きしました。
結果は、みなさんもご存知の通りですね。
日本は、どうなっていくのでしょうか。
今回のメルマガは、次の『集英社オンライン』の記事(かなり編集・省略しています、すみません)からです。
以前のメルマガでも「鉄緑会」を取り上げましたが、新しい記事が見つかりましたので、再度紹介します。
『「合格おめでとう 次は東大!」有名中学の合格者が殺到する“謎のエリート専用進学塾”の正体…親の電話かけが早くもスタート
https://shueisha.online/articles/-/256283
加熱する一方の中学受験。東京都文京区など教育熱心な地域では小学6年生の半分近くが私立中学に進学するという。そんな中で、見事志望校に合格した“2月の勝者”たちの親に休み暇はない。親たちは合格発表後、真っ先にある場所へ電話をかける。教育事情に詳しいライターの平河らむ氏が解説する。
平河らむ
■教育ママたちがこぞって入れたがる謎の進学塾、「鉄緑会」とは
「合格発表後に有名校に合格したママ同士で話すと、必ず出るのが『鉄緑会に入った?』という話題です。中学受験で有名校に合格したら、最初に迫られる選択肢だと思います」
「鉄緑会」とは東京・大阪・兵庫・京都に校舎を持つ大学進学塾だ。少数精鋭主義を売りにしており、校舎数も増やさず、入学の間口も非常に狭い。
進学実績は極めて高い。下記は公式HPに掲載されている東京校舎のみの2025年実績だ。
・東京大学理科三類 43 名
・東京科学大学(旧・東京医科歯科大学)医学部 56 名
・慶應義塾大学医学部 93 名
医学部医学科の定員は100人程度であることを考えると、日本最高峰の大学・学部の合格定員の約半分を鉄緑会が占めていることになる。
関西の3校舎の合格実績を加えれば、実績はさらに高くなる。いかにハイレベルな塾か、この数字だけでもおわかりいただけるはずだ。
これだけ特徴的な塾であるにも関わらず、読者のなかには「聞いたことがない」「知らない」という人も多いだろう。その理由は鉄緑会の強みと密接に繋がっている。
■「鉄緑会」がベールに包まれる3つの理由
1つ目の理由は「徹底した非拡大主義」だ。
鉄緑会は東京と関西にしか校舎がなく、目立った広告発信も行っていない。近年は「鉄緑会の実態」といった卒業生によるYoutubeでの情報発信もあるため、少しずつ知られるようになってきたが、地方出身者の多くは名前も知らないというのが実態だ。
2つ目の理由は「入学者が限定的」な点だ。
鉄緑会は「指定校制度」をとっており、超トップ校の新入生は、無試験で入会できる。
男女の御三家に加え、国立の筑附・筑波大附属駒場、千葉のトップ校である渋谷幕張、神奈川県の名門校 聖光学院、栄光学園などが名を連ねる。
3つ目の理由は「圧倒的な進度の速さ」だ。鉄緑会では中学範囲の学習を中1で終え、中2・3で高校の範囲を習得する。高校3年間はひたすら大学入試対策に時間を割くことができる。この早さで学習するために、膨大な量の宿題が生徒には課される。
■合格後、帰宅が早くなった子供に不安を抱く親たち
「有名校ほど建学理念に基づいた指導、自由な雰囲気、教養教育といった魅力を前面に打ち出しています。その一方で大学進学については自主性に任せている学校が多い。
そのため、学習面で細かく指導がないのではないか、トップレベルを目指すなら学校だけでは不十分なのではという心配も通わせている理由です」(麻布中保護者)
■塾の課題に忙殺され疲れきる子供たち
「能力の高い子どもたちが『まずはSAPIX』『できれば御三家』『とりあえず鉄緑会』『入れるなら医学部』と流れるように進んでいくが、その時々の動機は極めて幼稚か、何も考えていない。
鉄緑会は圧倒的な合格実績を誇り、OB・OGがアルバイト講師として後輩を指導する循環も生まれている。しかし、本当にこれでいいのかという疑問は残る。
「有名中高一貫校の出身者と話すと、もったいないと感じる場面が多い。中高6年間、優秀な仲間と自由に過ごせる時間があるのに、塾の課題に忙殺されている。入学後の彼らを見ると、疲れ切っていて伸びしろが少ないように感じることもあります」』
首都圏の「鉄緑会」情報でしたが、いかがでしょうか。
最後の「塾の課題に忙殺され疲れきる子供たち」が、実態の一端かもしれません。
興味のある方は、ぜひ引用元のサイトを訪れて全文を読んでください。
なお、関西の「鉄緑会」では、「どこの中学校に合格しても入塾テストが必要」という情報も入ってきていますので、気になる方は確認してくださいね。
続いて、「紙の書籍・雑誌」に関する記事(『読売新聞』)です。
『紙の書籍・雑誌の推定販売金額、50年ぶり1兆円割れ…雑誌の落ち込み際立つ
https://www.yomiuri.co.jp/culture/book/articles/20260126-GYT1T00145/
出版科学研究所は26日、2025年の紙の書籍・雑誌の推定販売金額が前年比4.1%減の9647億円となり、1975年以来50年ぶりに1兆円を割ったと発表した。売り上げがピークだった96年の2兆6564億円と比べ、4割以下の水準となった。中でも、休刊や発行回数の縮小などが目立つ雑誌が同10.0%減の3708億円となり、落ち込みが際立っている。
■出版物の販売金額の推移
同研究所などによると、インターネットの普及や街の書店の減少、コンビニエンスストアでの売り場縮小などから、紙の雑誌の売り上げ不振が続く。昨年は、子育てや絵本に関する情報を発信する福音館書店の月刊誌「母の友」をはじめ老舗雑誌が休刊したほか、講談社の週刊誌「週刊現代」が隔週の刊行となった。
ヒット映画の原作で、吉田修一さん著「国宝」の文庫本がベストセラーになるなど、紙の書籍は前年とほぼ同じの5939億円と堅調だったが、紙の出版不況を雑誌が加速させる構図となっている。
紙の書籍・雑誌は、過去最高の推定販売金額を記録した96年から、減少傾向が続く。コロナ禍の「巣ごもり需要」があったとされた2021年頃は前年比の下げ幅が鈍化したが、その後、落ち込み幅が拡大している。
一方、電子出版は、伸び率は鈍化したものの、電子コミックが増加しており、前年比2.7%増の5815億円だった。紙と電子を合わせた出版市場規模は同1.6%減の1兆5462億円だった。』
長い間、出版不況が話題になってきましたが、「ピーク時の売り上げの4割以下」と聞くと、その深刻度がよく分かります。
「本離れ」に関する記事には、ほんとうにドキッとします。
もちろん、今は「電子書籍や電子コミック」の市場もあるので、「紙の書籍や雑誌」の販売金額だけを問題にするのは、正しい分析ではないかもしれません。
実際、電子書籍を1冊購入すれば、パソコンやタブレットを使ってどこでも読めますし、アマゾンの『kindle』では同時に最大6つの端末、ヨドバシカメラの『Doly』では同時に最大5つの端末で読めますから、家族で共有する場合、紙の本より便利・有利といえるかもしれませんね。
私自身、『kindle』の書籍も『Doly』の書籍も何冊か購入してみましたが、なんとなく「電子書籍による読書」がしっくりきていません。
ネット上には、「電子書籍の利点を解説する記事」もあれば「やはり紙の書籍を見直そう」という記事もあり、どちらに軸足を置いて読書に勤しむべきか迷っています。
電子書籍の市場でも、「電子書籍の古書店」ができるといいのですが。
なお、電子書籍の売り上げも含めて、以下のサイト(『HON.jp News Blog』)が詳しいと思います。
『2025年出版市場(紙+電子)は1兆5462億円で前年比1.6%減、コロナ前の2019年とほぼ同規模 ~ 出版科学研究所調べ』
https://hon.jp/news/1.0/0/58293
最後に、次の『with online』の記事を紹介します。
またまた「書評記事」ですが、はたして内容はどうでしょうか。
『「国語ができる子」と「できない子」の決定的な違いとは? 脳科学でわかった“地頭”を鍛える「読み方」の秘密
https://news.yahoo.co.jp/articles/92eeab8e91c7e868b602a79eaeb4995aef0558df
毛内拡 お茶の水女子大学基幹研究院自然科学系助教
■「行間を読む」力が育む、豊かな人間性
「読書は大切」と分かっていても、「速く、たくさん読むこと」ばかりに注目していませんか?
実は、子どもたちの想像力や共感力といった「生きる力」を育むのは、単なる速読や情報収集ではありません。一見地味な「精読」、特に「行間を読む」という高度な読解テクニックこそが、お子さまの脳と心に劇的な変化をもたらすことが、最新の脳科学で明らかになっています。
そこで今回は、情報に追われ、常に脳が疲弊してる現代において、“読書だけがもたらすもの”を、脳科学の視点から解説した書籍『読書する脳』(SBクリエイティブ)を一部抜粋してご紹介。
なぜ行間を読むことが、子どもの他者を思いやる心(心の理論)を活性化し、社会性や人間関係の構築力を劇的に高めるのかを、具体的なメカニズムとともに徹底解説します。
お子さまの未来のコミュニケーション能力を育む、新しい読書のヒントが見つかるはずです。
■「行間を読む」とはどういうことか
快読と精読の脳科学的な違いについて整理してきましたが、この二つの読み方を決定的に分けるポイントは、「行間を読む」という作業にあると私は考えています。
快読:本書では、無意識のうちに情報を効率的に拾い上げる「飛ばし読み」のことを指します。
精読:じっくり読み込むこと
行間を読むとは、文章に明確に書かれていない背景や著者の意図、感情などを、自分の過去の経験や知識(知恵ブクロ記憶)を活用して推測し、深い意味を見出すことです。
たとえば、小説で登場人物が「大丈夫」と言ったとします。しかし、その前後の文脈や状況から「本当は助けを求めている」と察するのが、行間を読むということです。自分自身の内側にある知識や感覚を総動員しながら、文章の背後にある見えない文脈を読み解く作業であり、これはまさに精読ならではの高度な読解法と言えます。
ここからは、この「行間を読む」という読書手法が、脳の働きや精神状態にどのように影響を与えるのかを考察していきましょう。
「行間を読む」という言葉は一般的に広く使われている用語ですが、欧米でも 'read between the lines'(直訳すると「行と行の間を読む」)という非常に似た表現が広く知られています。この表現も、日本語の「行間を読む」と同様、明示されていない隠れた意味や意図を推測することを指しています。
心理学や認知科学の分野では、「行間を読む」という表現自体は学術用語としては使われていませんが、関連する概念として「推論的理解(inferential comprehension)」や「含意(implicature)」といった用語が用いられます。これらは、文章や会話において明示的に表されていない情報を推測し理解する、認知的なプロセスを意味しています。
そして、脳科学の視点で見れば、行間を読むことは非常に高度な認知作業です。文章に書かれた内容そのものを処理する言語野に加えて、推論や意味の推測を行う前頭前野(特に背外側(はいがいそく)前頭前野や側頭頭頂接合部(そくとうとうちょうせつごうぶ) (側頭葉と頭頂葉が接する脳領域)が活性化されます。これらの領域は社会的認知や、他者の心理状態を理解する能力である「心の理論(Theory of Mind)」にも深く関わっているため、行間を読むという行為は他者への共感や社会的スキルを高めることにもつながります。
「心の理論」とは、心理学や認知神経科学の分野で発展してきた概念であり、他者の心の状態や意図、感情、信念を推測し理解する能力を指します。私たちが日常のコミュニケーションで、相手が何を感じ、何を望んでいるかを察することができるのも、この能力のおかげです。
読書においては、登場人物が明示的に語らない感情や意図を状況から推測する「行間を読む」行為は、まさに「心の理論」の働きを反映しています。
また、行間を読む際には、デフォルトモードネットワーク(DMN※)も重要な役割を果たします。
※ぼーっとした状態の脳が行なっている神経活動のこと。脳のアイドリング機能のようなもの。
文章の背景にある著者の意図や登場人物の感情を推測するために、私たちは自分自身の過去の体験や感情記憶を無意識のうちに参照します。「自分だったらどう感じるか」「過去のあの経験に似ている」などと、読んでいる内容を自分自身の経験と結びつけるのです。これにより、深い没入感や共感、自分自身との対話や深い内省が促されます。
このように、行間を読むことは、単なる情報の獲得を超えて、物事の本質を見抜く力や、感受性や共感力を深めるための有効な訓練になります。行間を読む能力が高まれば、同じ文章を読んでも得られる満足感や理解の深さが全く異なるものになります。
まとめると、「行間を読む」という読書行為は、他者の内面を推測する脳の「心の理論」を活性化させるため、私たちの想像力や共感力を高める重要な手段となっています。この行為が脳内でどのように機能し、私たちの認知的・社会的能力をどのように向上させるのかについては、次回、改めて詳しく取り上げていきたいと思います。』
記事の続編があるとのことですが、いかがでしょうか。
今回の記事の冒頭の
『実は、子どもたちの想像力や共感力といった「生きる力」を育むのは、単なる速読や情報収集ではありません。一見地味な「精読」、特に「行間を読む」という高度な読解テクニックこそが、お子さまの脳と心に劇的な変化をもたらすことが、最新の脳科学で明らかになっています。』
というところに、この記事の中心的な部分があると言えそうです。
ただし、この核心部分に至るには、重要な前提条件を意識する必要があるように思います。
その条件とは、「本や読書に対して前向きに取り組める」という、そもそもの基盤が親子の中に培われているかということです。
自ら本を読もうと思わない限り、「精読」や「行間を読む」には到達できないからです。
子どもたちと勉強していると、「問題を解くためには、問題文を読むしかない」といった「しゃーないなあ」感が漂うことがあります。
これでは、「精読の大切さ」や「行間を読むためには」などと話しても、なかなか真正面からを受け止めてもらえません。
どんなに丁寧に説明しても、彼らの中では「国語の問題を解くためのテクニックだ」程度に留まってしまい、本質的な「読む力」には至らないのです。
この壁を乗り越えるために、子どもが幼い頃から、親子で「基盤作り」に取り組んでほしいものです。
まず、親が、読書に勤しんでいる姿を子どもたちに見せてください。
お休みの日に、
「今日は、みんなで読書会だね」
とばかりに、当然のように親が読書を始めるのはいかがでしょうか。
みんなが揃ったら、
「図書館に行こうか」
もいいですね。
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2月最初の木曜日になりました。
2月8日(日)は、早くも衆院選の投開票日です。
みなさん、投票先は決まりましたか。
「自民党単独で過半数をうかがう」などの文言があちこちで見られますが、一方で、高市首相に関しては、次のような記事(『東京スポーツ』)もたくさんありました。
『【衆院選】高市首相の言動が選挙終盤で〝逆風〟に 討論欠席と「ホクホク発言」の二重打撃
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/375706
短期決戦の衆院選(8日投開票)のラストサンデーとなった1日、高市早苗首相がNHKで生放送された「日曜討論」を欠席。腕の痛みを理由にした30分前の〝ドタキャン〟だけに野党が一斉に批判の声を上げた。また、高市氏は1月31日に〝円安ホクホク〟演説をしており、こちらも批判のターゲットとなっている。
選挙戦で最初で最後の日曜日に行われる党首討論で注目度は高かったが、高市首相は欠席。共産党の田村智子委員長は開始20分前にXで「なんと高市首相がドタキャンと、生放送開始30分前に告げられた。NHKも大騒ぎになっている」と投稿。腕の痛みが理由と判明した討論後には「早く回復されることをお祈りします」としながらも、田村氏は討論機会の再設定を要求した。
一方の高市首相はXで、連日の握手で手を強く引っ張られて痛め、「関節リウマチの持病がありまして、手が腫れてしまいました」と説明。テーピングをしたうえで、この日の演説予定地である愛知と岐阜に向かうとした。実際に高市首相は指にテーピングをして演説に臨んだが、社民党の福島みずほ党首は「党首討論は欠席するが街頭演説は可能という理由がわからない」とXで疑問を呈すなど物議をかもしている。
街頭演説では中道改革連合の野田佳彦共同代表が高市首相の欠席問題を取り上げた。「体調の問題やご病気の問題に触れるのは慎重じゃないといけない。ただひとつ言いたい。私も総理大臣を務めていたが、総理公邸にはドクターと看護師さんがずっといるんです。夜もいる。体調が悪かったら夜中でも診てくれる。私も経験しました。テーピングで済むのなら夜の段階で十分できたはず。それだけは申し上げたい」と指摘した。
もっとも、高市首相への批判はドタキャンよりも演説内容への方が多い。高市首相はこの日、一部で報じられた「円安で外為特会ホクホク」発言を釈明した。日経新聞によると、高市首相は前日の演説で「円安でもっと助かってるのが、外為特会っていうのがあるんですが、これの運用、今ホクホク状態です」と発言していた。外為特会とは外国為替資金特別会計の略で外貨建ての資産だ。円安でその運用益が拡大しているというわけだ。
この発言が円安のメリットを強調したとして、日本の首相が円安を歓迎していると受け取られてしまっているのだ。ロイターでも報じられており、高市首相は海外を意識して英語でも釈明。「私としては、あくまで『為替変動にも強い経済構造を作りたい』との趣旨を申し上げたのであり、一部報道にあるように『円安メリットを強調』した訳ではありません」と主張した。
野党はホクホク発言もターゲットにしている。「中道の野田氏も斉藤鉄夫共同代表もそれぞれ、このホクホク発言を演説で批判しています。円安でホクホクなのは大企業で、中小企業はそうではないと〝生活者目線〟をアピールしています」(永田町関係者)。
触れづらい体調問題よりもホクホク発言の方がヤリ玉に挙げられそうだ。』
高市首相はいろいろ問題が多い政治家だとひそかに(?)思っていましたが、ここにきて、それらの問題点があらわになってきた感もあります。
次は『日刊スポーツ』の記事です。
『高市早苗氏「名誉毀損になりますよ」警告も大石晃子氏反撃「そちらこそ名誉毀損!」スタジオ騒然
https://news.yahoo.co.jp/articles/127ec9dccbac4058baa094a568fcd8a19110bbfe
高市早苗首相(自民党総裁)が26日夜、衆院選(27日公示、2月8日投開票)を前に与野党7党首が出演したTBS系「news23」で行われた党首討論において、れいわ新選組の大石晃子共同代表の発言に対し「名誉毀損ですよ」と警告する一幕があった。大石氏も「そちらこそ名誉毀損ですよ!」と反撃し、激しい舌戦に緊張感が高まった。
(以下省略)』
「旧統一教会と関係があった議員」という内容が事実なら、高市首相は、投票日前に自らきちんと説明すべきでしょう。
もし事実でないのなら、大石あきこ氏の指摘に対して「名誉毀損だ!」と取り乱す前に、韓国特別検察の「TM特別報告書」を訴えるべきでしょう。
今すぐにでも、ぜひ、頑張って訴えてくださいね。
さらに、こちらの『集英社オンライン』の記事では、中道改革連合の野田共同代表の名前も出てきましたが、少々唐突すぎるようにも見えます。
『「日本を統一教会トップに仕える国に」衝撃の教団文書によると高市首相も籠絡のターゲットに…中道の野田代表に“接触”した疑惑の写真も入手
https://shueisha.online/articles/-/256347
旧統一教会(世界平和統一家庭連合)の政界工作が書かれた教団内部文書に、自民党議員に具体的な口利きを頼んだ記述があることが分かった。政治家との「ギブアンドテイクの関係」を築くノウハウを積んできた教団は非自民党の政治家にも接触し、故安倍晋三氏が首相を退任した後は高市早苗氏の首相就任を願った。そして、多くの政治家に近づいたのは、日本を教団トップに仕える国家体制にする目的だったことをうかがわせる記述まであった。教団は一体、日本で何をしてきたのか――。
(以下省略)』
多数の「裏金議員」たちも何食わぬ顔で立候補していますし、高市首相自ら「旧統一教会関連議員」だった可能性もある中で、「自民党単独過半数」と聞くと、ほんとうに力が抜けます。
いずれにしても、日本は、首相や野党第一党の代表が自身の疑惑について自分の口で語ろうともしない国だったわけです。
どの政党が勝ったとしても、「日本の未来」は真っ暗のようです。
さて、最近ネットで話題になっている「自由席問題」を紹介します。
『読売新聞』の「手小町」の記事(編集しています、すみません)です。
『新幹線の自由席「治安悪すぎて怖い」トイレに立ったら席を奪われた
https://www.yomiuri.co.jp/otekomachi/20260115-GYT8T00073/
JR各社は、今年3月のダイヤ改正で、東北、東海道など各新幹線を増便します。JR東海は、利用者の多い時間帯で臨時の「のぞみ」を増発し、東京―新大阪間は最大で1時間に13本となります。出張や旅行などで利便性が高まりそうですが、新幹線を巡っては、シートの倒し方や大きなキャリーバッグの持ち込みなど、乗客のマナーやトラブルについて話題になることが少なくありません。
読売新聞のユーザー投稿サイト「発言小町」には、新幹線の自由席を利用したという「蕎麦粉」さんが、「新幹線の自由席を譲らされました」という不穏なタイトルのトピックを投稿しています。
始発駅から新幹線に乗車したトピ主さんは、自由席の窓側の席を確保。隣の通路側の席は空いていました。その後、トイレに行くため飲み物と上着を残して席を離れましたが、戻ってくると、次の駅から乗り込んできた小学生の兄弟が、窓側と通路側の席に座っていました。トピ主さんは、自分が先に席を確保していたと主張したものの、この兄弟は譲らず、仕方なく1時間以上立ちっぱなしだったそうです。
新幹線の自由席を巡るこの攻防について、家族に不満をこぼしたところ、「自由席だから、いったん立ち上がったら席を取られても仕方ない」「小さな子なんだから快く譲ってあげるべきだ」などと怒られてしまったというトピ主さん。納得がいかず、発言小町に「自由席の人はトイレにすら行けないのでしょうか?」と尋ねました。
■トイレに立ったら席はもうない覚悟で乗っています
■荷物を置いて席を確保するのは恥ずかしい行為
■置いてあるハンカチやコートをどかして座れない
このように、自由席では荷物による席の確保が有効ではないとする意見がある一方、置いてある手荷物をどかしてまで座ることに戸惑い、モラルを問う声もあります。
「日本では、暗黙の了解で、新幹線の席は途中で短時間の離席なら、服や荷物を置いて自分の席だと主張できる文化があります」と指摘する「むいむい」さんは、「しかし、これは明文化されたルールではありません」と、くぎを差します。その上で、「各駅停車の自由席、快速電車の自由席、特急の自由席、新幹線の自由席。いずれも予約はできないし、席取りをする行為も原則はできません。どこからが、トイレなどで短時間離れる時に荷物で席を確保して良いか?は、微妙な問題です」と論じ、乗客のマナーやモラルに委ねられそうだと解釈します。
指定席と違って自由席は、空いていれば誰が座っても構わないはずです。長距離移動の新幹線ですから、トイレや仕事の電話などで離席を余儀なくされることもあるでしょう。こうした場合、その席をあきらめるか、あるいは、ほんのわずかな離席時間だからとどうにか保持しようとするか――。
「うしゅ丸」さんは、「昔はもう少し、旅行中に見知らぬ同士、声をかけ合う感じだったので、周りの人に『トイレ行くので席を取っておいてください』と言ったかも」と振り返ります。「ここみ」さんも「荷物が置かれた座席を見つけた時は『そこ空いていますか?』と隣のお客さんに声をかけていた」と、乗客間でやりとりがあったことを思い起こします。
「常識」や「マナー」の解釈は、人によってズレが生じがちです。だからこそ、ちょっとした声かけがあれば、誤解や不満を回避することができるかもしれません。(読売新聞メディア局 鈴木幸大)』
複数人で新幹線を利用していれば、このような困った場面に遭遇しないと思いますし、楽しい旅行、快適な移動を経験できるのでしょうが、世の中は、そんな利用者ばかりではありません。
自由席に乗るとトイレにも行けないとなれば、「一人旅」「一人移動」は、かなり難しいものになってしまいます。
比較的短距離間で利用する在来線などでは、「席の確保」を考えようとも思いませんが、一定以上の距離の旅行や移動が想定される新幹線では、「席を確保したい」という希望を否定できません。
以前から、新幹線や長距離を走る特急の車内ではいろいろ問題が起こってきたのでしょうが、そろそろ全列車で指定席を基本として、乗車定員以上を乗せないようにすべきかもしれません。
因みに、私自身、新大阪と名古屋の間を週に一度往復していた時期がありましたが、その時は、基本的に空いている「こだま」を利用していました。
空いているので、「席の確保に困った」ということはありませんでした。
できる範囲の工夫で気分よく移動できればいいのですが、鉄道会社も工夫してほしいものです。
前回のメルマガにもお返事をいただきました。
ありがとうございます。
『ダイアやモンドオンライン』の記事、
『面倒な「本探し」はおさらば! 子どもの中学受験に役立つ「スマート読書術」のススメ』
https://diamond.jp/educate/articles/mamatechex/400550/
に関するお返事を紹介します。
『私自身は、「本探し」は宝探しみたいで、図書館や書店に出かけていくのが大好きですが、実際にはなかなか時間が取れないこともあります。今回紹介していただいたツールは便利そうです。ということで、「その本、図書館にあります。」を早速使ってみました。わが家の近隣に、こんなにも図書館があったのかと驚きました。「公立? 公営?の図書館」なら問題ないでしょうが、大学の図書館となると利用できないでしょうね。でも、ご紹介ありがとうございました。』
早速試していただいて、ありがとうございます。
「図書館や書店が好き」というお母さんのお気持ちが、お子さんに伝わることを祈っています。
また、前回のメルマガで書いた「本探しの注意点」の一例として、次の『ダイヤモンドオンライン』の記事を紹介します。
『「本を読まない小6の娘が熱中して読んでます!」との声も。子供もどハマりしている“異例のビジネス書”とは?
https://diamond.jp/articles/-/380320
野村裕之
「本を読まない小6の娘が熱中して読んでます!」
そんな声が届いているのが、書籍『もっと!! 頭のいい人だけが解ける論理的思考問題』(野村裕之著、ダイヤモンド社刊)だ。Google、Apple、Microsoftといった超一流企業の採用試験でも出題され、“考える力”を鍛える知的トレーニングとしても注目される「論理的思考問題」の傑作を紹介している。前作『頭のいい人だけが解ける論理的思考問題』は2024年の年間ベストセラー4位(ビジネス書単行本/トーハン調べ)になるなど、大きな話題に。
ビジネス書であるにもかかわらず、「本を読まないウチの子が夢中で読んでいた!」「脳トレとして楽しんでます!」といった声も殺到し、全世代から反響を得ている。その同書から、1問紹介しよう。(構成/ダイヤモンド社・石井一穂)
(以下省略)』
記事の引用元を訪れて、全文を読んで判断していただきたいのですが、
「本を読まない小6の娘が熱中して読んでいる」
という、「ビジネス書」に関する記事です。
たいへん魅力的なタイトルですよね。
記事の署名は、紹介されている書籍の著者になっていますが、記事の冒頭には、
(構成/ダイヤモンド社・石井一穂)
とあります。
「この記事を書いたのはいったい誰?」と、訊きたくもなってしまいます。
この書籍は、私も購入していませんので、記事を読んで興味をお持ちになった方は、書店なり図書館なりで手に取って中身を確認した上で、自己責任で購入してくださいね。
『リセマム』の記事、
『最難関・灘中が国語で投じた一石…パレスチナの現代詩から読み解く、今求められる読解力』
https://resemom.jp/article/2026/01/21/84741.html
にもお返事をいただきました。
『紹介してあった「四谷大塚ドットコム」の「中学入試 過去問データベース」から、今年度の灘中の国語をダウンロードして、2日目の詩の問題を読んでみました。私自身を含めて多くの人たちが、平和のありがたさを忘れていると痛感しました。わが子には、このような詩を正しく鑑賞できるように育ってほしいと思いました。もちろん、そのためには、親もしっかり読み取れなければなりませんよね。家族で、この種の問題を話題にできるよう頑張ります。』
ダウンロードまでして読んでいただき、ほんとうにありがとうございます。
灘中の国語では、もともと、1日目の俳句や短歌の問題で、「しっかり鑑賞してください!」という狙いのものが出題されてきました。
「国語の問題を解く」前に、「文章を読み、内容をしっかり読み取る」ことを大切にしたいものです。
再掲しますが、
『四谷大塚ドットコム』の「中学入試 過去問データベース」
https://www.yotsuyaotsuka.com/chugaku_kakomon/
のページで無料の会員登録すれば、灘中に限らず、他の多くの私立中学校の過去問をダウンロードできます。
早くも、1月最後の木曜日になりました。
みなさんの、2026年の最初の1か月はいかがでしたか。
充実したスタートになりましたか。
この1年も、家族全員で「自分磨き」に励みましょう。
さて、目前の衆院選ですが、ほんとうに「身勝手な解散」でした。
ネット上にも、衆議院解散や衆院選に関する記事が溢れていますが、次は『日刊ゲンダイデジタル』の記事です。
『【表あり】ドサクサ復権を許すな! 自民擁立「裏金」「カルト」候補52人リスト
https://www.nikkan-gendai.com/?p=news_detail&id=383224
高市首相は予告通り、23日召集の通常国会冒頭で衆院を解散。総選挙は「1月27日公示、2月8日投開票」の日程だが、事実上の選挙戦に突入だ。高市首相は勝敗ラインを自維与党で過半数の議席獲得としたが、本音は自民党の単独過半数。手当たり次第に候補者を擁立している。
22日までに発表された公認候補は計297人(小選挙区285人、比例代表12人)。裏金議員38人のほか、反日カルトの旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)と関わった議員もズラリ並ぶ(別表参照)。
旧統一教会をめぐっては、韓国発の内部文書「TM(トゥルーマザー)特別報告」(2018~22年分)の流出で問題が再燃。「真の母」と呼ばれる総裁の韓鶴子被告(政治資金法違反罪などで公判中)に対し、日本側幹部が政界工作の進捗状況を事細かく報告したものだ。安倍元首相との面会や、仲介役を担った萩生田光一幹事長代行との関わりのほか、教団と関係が深い議員名も頻出する。
どういうわけか、自己申告方式の点検結果で氏名が公表されなかった議員もいる。昨秋の党総裁選で小泉進次郎陣営に入り、ステマ問題で悪名を高めた牧島かれん元デジタル相だ。〈我々と近い議員〉のひとりに挙げられ、13年に教団行事で韓鶴子と面談し、20年には関連団体の〈思想講義〉を受けたという。浪人中の山田美樹前議員は、18年に教団の集会に参加したと記されている。
安倍イチ推しとして名前が32回出てくる高市首相については、〈後援会と我々は親密な関係〉〈総裁に選ばれることが天の願い〉などと言及。岸田元首相をめぐっては、党本部で元米下院議長と教団関連団体幹部との面会について、萩生田氏の〈仲介で面談した〉とある。
裏金、あるいは旧統一教会絡みの公認候補は少なくとも52人。勝てば必ずや復権する。疑惑まみれで頬かむりの連中にバッジを着けさせちゃいけない。』
今回の大義なき「自己都合解散」による衆院選強行には、約850億円もの費用がかかるとのこと。
雪の多い地方では、ポスターを貼る掲示板の設置さえ、たいへんな作業になっているようです。
その上、上記のような政治家が立候補するのですから、高市首相も自民党も、「裏金問題」「旧統一教会問題」は解決済みだと、完全に高を括っていることが分かります。
私たち国民を完全に見下しています。
私は、「裏金議員」「旧統一教会関係議員」のみなさんには、政治の表舞台からも裏舞台からも直ちに退場してほしいのですが、上記記事の通りなら、もちろん高市首相にもサッサと退場してもらわなければなりません。
この記事には、「裏金議員」「旧統一教会関係議員」のリストが載っていますので、ぜひ引用元を訪れて確認してみてください。
投票先を選ぶ際の、重要なヒントになるかもしれませんね。
気分を変えて、次の記事(『ダイヤモンド教育ラボ』、若干編集しています、すみません)を紹介します。
『面倒な「本探し」はおさらば! 子どもの中学受験に役立つ「スマート読書術」のススメ
https://diamond.jp/educate/articles/mamatechex/400550/
河内典子
受験生がいる家庭のママはいつも大忙し。模試の結果に一喜一憂したり、塾の宿題に追われたり、志望校選びに悩んだり。学校での子ども同士の人間関係や生活面でのフォローまで含めると、気持ちが休まる時間はなかなかありません。そこで今回は、中学受験生はもちろん家族全員で楽しめる、図書館での本探しをラクにするツールを紹介します。(取材・文/河内典子)
■「その本、買わなくて大丈夫かも?」お母さんのための"スマート本探し術"
日々、中学受験生をサポートするご家庭のみなさん。わたし自身もそうなのですが、受験日が近づくにつれて、私たちお母さんの頭の中は、いつも何かでいっぱいになりがちです。だからこそ、この連載では「デジタルツールを使って、楽できるところは上手に楽をする」ことをテーマにしています。
今回は、受験生に読ませる本を探したいときはもちろん、お母さん自身が、受験サポートのために本を読みたいときにも役立つ、図書館×ネット検索の便利なツールをご紹介します。
大手の中学受験塾では、毎年のように「入試に出題された本」の一覧が学校別に分類されて、課題図書のようなリストとなり配られています。どのみち、夏休みの読書感想文のために読書をさせるなら、「入試によく出る本」から選びたいと思うのが親心ではないでしょうか。
とはいえ、よほど読書好きな子どもでない限り、親や塾の先生が薦た本を飽きずに最後まで読んでくれるかどうか分かりません。読まない本を購入して無駄にしてしまう前に、まずは図書館で借りてみて、子どもが興味を持って読み始めてくれた本だけを購入していく方がスマートです。
もちろん受験生以外のお子さんや、お母さん・お父さんの本探しについても同様です。
物語文や説明文それぞれで入試頻出の「王道本」があり、女子校や男子校で人気の本や著者、キリスト教系の学校で頻出する本など、リスト化された「読むべき本」の多さに驚いた方も多いのではないでしょうか。
中学受験では、発売後数年以内の新作が取り上げられることも多いため、子どもに読ませる前に試し読みをするという方にとっては、かなりの冊数を読むことになります。
これまで本を探すときは、実際に図書館に足を運んで備え付けのパソコンで検索してから借りたり、図書館のWebサイトにログインして在庫状況を調べてから予約をいれたりと、少し手間がかかっていました。
今回ご紹介するのは、Amazonで本を探しながら、同時に図書館にあるかどうかが分かるとても便利な2つのサービスです。
●「その本、図書館にあります。」
●「Libron(リブロン)」
どちらも無料で使えるツールで、Amazonの画面から、図書館での所蔵の有無を表示してくれます。
■Amazon画面で図書館もチェック可! 「その本、図書館にあります。」
1つ目のサービスは、パソコンのブラウザ「Google Chrome」で使える無料ツールです。
こちらは、パソコンで本を探す方に向いているツールです。
使い方は、検索ブラウザGoogle Chromeに拡張機能を追加するだけ。Amazonで本のページを開くと、あらかじめ設定しておいた近隣の図書館での所蔵があるかないかが一目で分かります。
Amazonで本のページを開くと、本のタイトル付近、または少し下のあたりに、このような表示が自然に追加されます。
まるでAmazonの一部のように表示されるので、「特別な操作をしている感じ」がありません。
今借りられるのか、あるいは貸し出しだが予約できるのかが一目で分かるのが最大の特徴です。
具体的なプラグインのインストール方法は公式サイト(https://sonohon.com/howto/)を参照してください。
Google Chromeの機能拡張にインストールができたら、Amazonで借りたい本のページを開くと、図書館で借りられるかどうかが表示されます。
「図書館サイトへ」「予約する」をクリックすると、そのまま図書館の公式予約ページへ移動。あとは、いつも使っている図書館カード番号でログインするだけで、予約が完了します。
■複数の図書館をまとめて調べるなら「Libron(リブロン)」が便利!
もう一方のサービス「Libron(リブロン)」は、複数の図書館をまとめて調べたい人向けのツールです。
こちらはGoogle Chrome、Firefoxブラウザの機能拡張として利用できます。具体的なインストール方法は公式サイトをご参照ください。
機能拡張にインストールした後は、Amazonの本のページを開くと、書籍タイトルの下部に、あらかじめ設定した市区町村で予約するための「リンク形式の案内」が表示されます。
所蔵がない場合は他の市区町村に範囲を広げて検索しなおすこともできます。
リンクをクリックすると各図書館の検索結果に進め、貸出 予約ができます。
また、LibronはiPhoneのSafariブラウザのブックマークレットに追加することでiPhoneからも利用できます。
ブックマークレットとは、ブックマークと同じで、ブックマークリストに追加して利用します。
通常のブックマークと 違い、ブックマークレットは開いているページ上で簡単なプログラムを動作させます。この場合は図書館の所蔵を探すプログラムを動かします。
具体的なブックマークレット追加の手順は以下の画像の通りです。
実行させる際は、調べたいAmazonのページを開いて、このブックマークレットをクリックすればOKです。
「少し離れた図書館も含めて探したい」「スマホでも同じ感覚で使いたい」という場合に便利です。
以上、2つのサービスをご紹介しました。本探しの手間が省けるだけでも、お母さんの負担は確実に減ります。ぜひ、ご自身の使いやすい方を取り入れて、図書館をもっと身近に、気軽に活用してみてください。』
本屋さんや図書館に出かけて行って、あれこれ本を探す時間はたいへん楽しいもので、ぜひ家族で共有してほしいと思います。
一方、目的にかなった本をサクッと見つけたい時もあります。
短時間で本を見つけるためには、アマゾンやヨドバシなど、ネットの本屋さんで検索するのが便利で手軽ですし、詳しい書評がついていることもあります。
その際に、上記記事で紹介されているツールを使って、近隣の図書館にあるかどうかを確認するのも賢い方法でしょう。
私も、「その本、図書館にあります。」をインストールして使ってみましたが、近隣の図書館のリストに、思った以上にたくさんの図書館があることにびっくりしました。
少し話は変わりますが、「本探し」について少し考えてみたいと思います。
このメルマガでも、ネットで話題になっている本を紹介することがあります。
紹介する本は、できる限り自分で入手して中身を確認しているつもりですが、それでも、その本の内容の確認は、あくまでも「私流」です。
つまり、私の紹介も、アマゾンの書評も、ネット上の紹介記事も、すべて「誰かの価値判断」というフィルターを通した結果なんですね。
時には、それらの紹介や書評に素直に乗っかって、「えいや!」とばかりに本を選んでみるのもいいでしょう。
新しい「視点」や「興味」が手に入るかもしれません。
しかしながら、気をつけなければならない場合も多くあります。
私自身、たとえば『プレジデントオンライン』や『ダイヤモンドオンライン』の記事を紹介することがありますが、どちらも出版事業に携わる企業のサイトです。
そんなサイトで、自社が出版した本を紹介していることも多々ありますが、当然、「褒めます!」となる可能性が高いですよね。
実際にその「褒め言葉」に価する本もあれば、「あれ?」とがっかりする本もあるでしょう。
「本選び」には成功も失敗もつきものですので、経験を積んで、自分の「判定眼」「選択眼」を鍛えるしかありません。
どの本を選ぶかは、最終的には自己責任ですが、少なくとも本屋さんや図書館で、実際に手に取って中身を確認したいものです。
これは、ほとんどネットで本を買っている自分に対する「戒め」でもありますが。
最後に、次の記事(『リセマム』)を紹介します。
『最難関・灘中が国語で投じた一石…パレスチナの現代詩から読み解く、今求められる読解力
https://resemom.jp/article/2026/01/21/84741.html
日本最難関として知られる灘中学校の入試問題が、SNSや教育関係者の間で大きな話題となっている。話題となっているのは、2日目に出題されたパレスチナの詩人による詩の問題だ。未だ続くパレスチナ・ガザ地区の凄惨な状況を、小学生たちが挑む入学試験という場で正面から取り上げた灘中学校の意図はどこにあるのだろうか。
話題となっているのは、2日目に出題されたパレスチナの現代詩『おうちってなに?』(ムスアブ・アブートーハ/山口勲訳)と『おなまえ かいて』(ゼイナ・アッザーム/原口昇平訳)だ。
これらの詩は『現代詩手帖』2024年5月号(思潮社刊)での特集「パレスチナ詩アンソロジー 抵抗の声を聴く」の中に収められている。
未だ続くパレスチナ・ガザ地区の凄惨な状況を詩に託した現地の子供たちの言葉を、小学生たちが挑む入学試験という場で正面から取り上げた灘中学校の意図はどこにあるのだろうか。
灘の卒業生であり、現在は希学園首都圏で学園長を務める山崎信之亮氏(※崎はたつさき)は、日本最難関の灘中学校が、この詩の問題を通じてどのような力を見ようとしているのか、次のようにコメントを寄せてくれた。
詩の試験問題は「読解」ではなく「解読」です。評論・文芸に比べ、言葉を究極まで削りきった表現である詩の「余白」部分を、論理的かつ想像力豊かに紐解いていく力が求められています。
本年度の二編の詩ですが、A『おうちってなに?』では、「たった三文字の言葉ひとつでいま言ったことぜんぶ受け止められるの?」という息子の発言があります。たった三文字の言葉とは、つまり「おうち」です。
凄惨な戦禍の中で「おうち」という身近な日常の幸福を知らない息子。裕福な先進国である日本に生まれ、ささやかな幸せを所与のものとして「在り難さ」に気づけていないであろう我々、そして灘中の受験生に、平和は「当たり前」ではなく、戦争で容易に破壊されるものだ、しかも世界にはその苦しみに直面している同年代の少年少女がいるのだということを、痛烈に示します。
また、B『おなまえ かいて』においては、父親をすでに戦争で亡くしている少女が、切々と訴えます。「あたしはばんごうになりたくない/あたし かずじゃない おなまえがあるの」と。
子供への親からの初めての贈り物が「おなまえ」です。親からの愛情を受け、その「おなまえ」で生き続ける。そして、いつしか「なまえ」が「私そのもの」になる。それが私たちの尊厳です。
戦争は「人間」を「死体」に変え、犠牲者の数は「記号化」されます。しかし、私たちは記号ではない。たとえ爆撃で肉体が潰えてしまっても、尊厳ある「死者」になるのだ、と少女は誓うのです。
灘中の詩に一貫して通底するのは「人間らしさとは何か」という問い、そして求められるのは「高度な感受性と想像力」です。
地球上のどこかで、同世代の少年少女が悲惨な状況にある。平和な日常は、一瞬にして崩壊する可能性がある。それを想像し、感受する先に「学問(なんか)をしていられる有り難さ」があります。平和だからこそ、学問に没頭できるのです。
中学受験はともすればその「有り難さ」を離れ、まさに点数で記号化された存在に子供たちを追いやりがちですが、その状況にも一石を投じられているのかもしれません。
灘中学校・灘高等学校の海保雅一校長は、2025年5月にリセマムが実施したインタビューの中で、「中等教育の使命は、単に社会が求める人材を育成することではなく、民主的な社会の構成員として欠かせない思考力や判断力を備えた個を育てること」と語っている。
入試問題は、その学校の0時限目の授業とも称される。この問題にも、灘の揺るがない教育の柱が垣間見えると言えよう。』
この記事を読んで、みなさん、どうお感じでしょうか。
私も、この詩を読んでみましたが、確かに大人でも考えさせられるものです。
この問題文および模範解答は、
『四谷大塚ドットコム』の「中学入試 過去問データベース」
https://www.yotsuyaotsuka.com/chugaku_kakomon/
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もちろん、灘中に限らず、他の多くの私立中学校の過去問もダウンロードできます。
みなさんも、読んでみませんか。