角海老の摘発を見ながら会長の人生を朝ドラでNHKはやったらと思ってしまう | マルハビ日記

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マルチハビテーション・田舎暮らしなど移動しながら仕事をする会社員のお話。
都会暮らしを残しつつ、田舎にも生活の拠点を持つ‥‥。理想的な生活だと思います。
そんな双方生活の面白い??話 移動しているといろいろ考えてしまいます(笑)

福岡の右翼ご用達ホテルの朝です。今週から来週にかけては、全国行脚の旅である。明日は広島、一度空気を入れ替えに東京のマンションに行き、終末を過ごし、那覇や福岡と言ったスケジュールである。

 

角海老というボクシングジムや特殊な浴室を経営する企業が摘発された。売春防止法によるもので違法行為的に言うと管理売春は摘発できるようになっている。売春では刑罰がないので、管理売春をした場合に日本では摘発するという法律の建てつけである。これは個人の恋愛と売春の線が引けないのでこのような運用でもある。

 

厳格な人は、営業を認めながら売春防止法などあってモヤモヤするのでいっそのこと全て厳格にと思う人もいるのだが、それであれば、憲法22条上で言うと公共の福祉に違反しない限り営業は自由であり、規制すべき内容としては営業行為ではなく、公共福祉に違反しない限りになり、学校から近いとダメとかそんな規制でしかないのである。これが法律論でいう正しい憲法からの判断にもなる。

 

従って、店は摘発をうけるというのは、基本客とお店のトラブルが警察110番通報されて、出動してしまったので何かの処置をしないといけないとのことになり、管理売春で経営者を処罰したということである。こんな解説をするとさすが詳しいですねと言われるのだが、ここらへんはネットにでも転がっている記事なので、そんな話ではない。

 

この特殊浴場だが、基本都市計画上は、商業地にしか建設出来ない。新規の営業を認めていないので現存する建物と土地は非常に重要な不動産価値を持つ建物と土地である。実際こんな商売をするのは、893でしょと言うのだが、893は経営していない。経営するとそれこそ暴力団関係の法律と管理売春や建築基準法や消防法などでいつでも引っ張れる恰好の場所なのでやっていないが正解である。

 

基本オーナーとして正しい賃貸料金をもらって不動産運用しているが正しい表現である。従って、経営者とオーナーは全く異なるのである。角海老グループは珍しい経営者と管理者が一致する企業でもある。この角海老グループだが、首都圏を中心に30店舗運営して、トップの鈴木さんは、車夫からのたたき上げである。

 

角海老の企業名は、角海老楼という遊郭を、名前を譲り受けて商売をしたのである。車夫からのたたき上げで、政界や財界にも非常に口が利くのは、外国要人の接待要因をちゃんと派遣してしかも口が堅いということで絶対的な信頼を得ているからである。鈴木さん自身は、何度も売春防止法やはたまた脱税容疑などで逮捕、起訴されているが、収監はされていない。すべて執行猶予である。ここらへんが素晴らしい人生でもある。

 

実際、全国規模ではこの特殊な浴場は、1200施設である。基本アカセン、アオセンと呼ばれた場所にあり、昔は飲食店として商売をしていて届け出をした店が多い地帯をアカセン、一般飲食でやった場所をアオセンと呼んでいる。アオセンに関してはかなり都市計画の見直しが進み、実際的には、駅裏に多くあったのだが、かなりの数が減っている。もうその面影を残して再開発で土地代含めて収益性があるのは、名古屋の反対側のヨドバシカメラの裏である。しかしヨドバシカメラはこの手の情報をちゃんとキャッチして場所を浄化する仕事をうまくやっていることは確かである。ここらへんはちゃんと交渉できる人が都市計画マスターとしてなれるのである。

 

これ実際的に特殊浴場の坪あたりの売り上げを保証できる商売を連れてこないと不動産取引はできないので、ヨドバシカメラ規模の商売で坪当たり売り上げがないといけないのである。ここらへんがこの場所を上手にコントロールできる手法でもある。ただアカセンに関しては現在そこまでの都市計画見直しが出来ない場所にあるのがおおいので、不動産価値的には、一番価値が高い使い方ということになる。

 

そうなるとそのまま営業するしかない。実際築で言うと50年を経過した施設が非常に多く、1施設あたり、土地100㎡程度で、3階建てで300㎡以下という施設が多い、高さ制限も20m地域が多いので、5階建てまでいくところは非常に少ないし、5階建てまでいくとエレベータを必要とするので、非常に一度大がかりな改装工事を一度は実施している。

 

この改装工事だが、非常に難しく誰もHPなどで歌っていない極秘のテクニックがいる業者がいるので、実際上はビジネスとしては非常に面白い改装業でもある。ただし非常に多能工が必要とされるし、トイレ、水回りから電気までやれる本当にプロフェッショナルがいるのと、実際は道具も非常に特殊ではある。あの建物内で取り回しがきく道具をコンパクトに持ち運ぶ必要があるし、何度も工具を取りにいくなど出来ないので段取りやノウハウの塊でもある。この知識は実は再エネ設置には非常にいるのだが、この内容を理解出来ていない人は多い。

 

実際、現在の法律で取り締まると小生の市場調べで言うと消防法不適格はだいたい50%程度、建築基準法は75%くらいになる。消防法不適格が少ないのは、基本何年かに一度火災が発生して死亡案件となり、一斉立ち入り検査が実施されて非常灯や誘導灯まで点検されるからである。よくあるペンシルビル火災という内容で報道されるものであったりする。

一度火災を出してしまうと営業許可も取り消しになるので非常に彼らも死活問題で絶対的な信頼を電気工事に置くというのが業界の常ではある。ほとんどが火の不始末か漏電火災である。初期消火すればなんとかなるものでもある。

 

こんな感じで摘発のお話から建築基準まで行ったのだが、基本国際的な行事の前には起こる事案であるのだが、実際これをやればやるだけ実は売春などの行為は地下に潜ってしまって摘発が難しくなるので、非常に大変になる。実際産業的には現在デリバリーなどの産業で非常に大きな市場になっているのも事実であるし、このつかめないお金の動きの方が非常に難しいのである。

 

実際この商売で成功する人は、口が堅いが条件であり、小生には難しい商売でもある。

 

 

 

 

 

 

この本はお勧めな本だが、書店にも売っていないし図書館にもないことが多い。

しかし商売をする人は絶対的に読むべきと思っている。NHKも朝の連ドラでこの内容したらいいのに(( ´艸`)