日本人は一番賃貸がいいのかもしれない | マルハビ日記

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マルチハビテーション・田舎暮らしなど移動しながら仕事をする会社員のお話。
都会暮らしを残しつつ、田舎にも生活の拠点を持つ‥‥。理想的な生活だと思います。
そんな双方生活の面白い??話 移動しているといろいろ考えてしまいます(笑)

三重の自宅の朝です。暖冬と言いながら徐々に寒くなってきているのですが、自宅の電気代は1万円以下になっている。昨年からエアコン暖房家族だが、昨年は、1.5万円から2万円かかっていたのだが、だいたいこの正月でも9000円程度である。戸建て住宅にしては非常に素晴らしいのである。

 

この理由は、嫁との我慢比べみたいなものでもあったのだが、大きくは母親が介護施設に入ったので、それだけヒートショックを気にする必要はないと言うことである。寒暖差の人のヒートショックだが、大きな原因は住宅性能ではない。実際は血管がもろくなっている。しかも血管がもろくなっているのは検査でわかるので解った段階で実際的に言えば、対策を打てば防げる内容である。そう住み替えればいいのである。

 

この大きな住宅ヒートショックの大きな原因は、日本人の持ち家思想にある。実際持ち家にするのか賃貸にするのかは、その人のライフスタイルによるのだが、今の日本では、高齢時は基本介護付き住宅が社会的にもコストが安く絶対的に言いと思う。皆さん介護は自宅化ですよというのは無責任であり、本当に無理があることは小生もハッキリわかった。なるだけ健康年齢は長くした方がいいのだが、基本介護付き住宅となる。

 

そうなると実際持ち家で暮らせる人は、同じ場所で安定的な収入がある人が持ち家となる。これグローバルにはスタンダードであり、基本は戸建て持ち家というのは、そんな条件である。日本人の多くは賃貸でいいのである。都市設計とか色々やっていくと極論的にやはり日本人に合うのは賃貸とか定期借地権が言いと思うほどである。そんな意見を言っている小生は、注文、戸建て、持ち家派である。それは里山に住みたいという気持ちからである。

 

先祖代々というのもあるのだが、この里山は、都市部までは1時間程度で行けて、しかもスーパー系はイオン様のお陰で、ほとんど24時間に近い。またネット環境は、非常に速い光回線が三重県という地理のお陰で、安く手に入る。従ってこの場所は都会と田舎が一緒にあるようなものである。しかも勤務は東京でも全国各地に飛び回る仕事であり、本社は大阪なので、非常に場所的にもいい。偶然的な要素で楽しく暮らせるのである。

 

しかしそんな人は一握りであり、ほとんどは転勤、子育て、老後などを考えると賃貸がいいという結論になるのではと思っている。ここらへんは個人の自由なのでたくさんの意見を聞く方がいいとは思うのだが、日本人は住み替えをする文化を持たないといけないのである。小生は住み替えではないのだが、自分でたくさんの場所に住むマルハビ生活をしているのである。楽しく住むのが一番と思いながら。