トヨタの次世代の街、水素と電気の両方は絶対日本を強くするのである。 | マルハビ日記

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マルチハビテーション・田舎暮らしなど移動しながら仕事をする会社員のお話。
都会暮らしを残しつつ、田舎にも生活の拠点を持つ‥‥。理想的な生活だと思います。
そんな双方生活の面白い??話 移動しているといろいろ考えてしまいます(笑)

三重の自宅の朝です。トヨタさんの新しい街の話を書くのだが、基本はこの街を作る場合、日本では法律関係が非常に支障をきたすので、スーパーシティという規制改革を使わないといけない。やるならすべて民有地の団地でやるというのは手であり、それが今回のトヨタさんの都市であろう。

 

見本としたドイツ、フライブルだが、都市開発だと収支をうまく考えると、周辺コンパクトタウンが1万人規模であって、その個数が10か所くらいあり、その先が新幹線など主要ターミナルであるとLRTとか鉄道事業は成り立つ。いい例で言うと、富山市であり、実際それを大きくしたのが、浜松市と遠州鉄道である。

 

これを小さくする場合は、BLT(バス)を使う手もある。この場合単純なのは、BLT用のバス待合をどれだけ多く作れるかであり、その待合を4車線道路に設置していくのが一番の手法だが、どうしても住民はわがままなので、自分の家の近くまでバスを欲しがるのである。半径500m間隔で設置していくのが効率的によい。フライブルグのリーゼンフェルトとボーバンもそういった設計である。

 

リーゼンフェルトとボーバンの違いは、車を中まで入れるか入れないかである。入れた場合は、実は道路分を広くしないといけないので、土地の集積化が必要になり、4~5層程度の中層になる。それがリーゼンフェルトであり、要れなくして、端の集中駐車場にしたのが、ボーバンである。従ってボーバンは3~5層程度となり、一部2層も出てくる。非常に良好な都市環境である。どちらもクルマ、ヒト、クラシなどを本当によく考えてある。トヨタさまは、たぶんクルマも中に入れることを考えたので、リーゼンフェルトタイプをメインにしていると思われる。

 

生活に近いとことでは、国土交通省的な用語ではグリーンスローモビリティーが動き、LRT、BLTでつないでいくコンパクトシティである。たぶんほとんどがバスとなり水素バスで運用されていく。バスターミナルと主要駅を結ぶ交通があればいいのでそこをシャトル運転させる。そうなるとある場所は、たぶんあの駅とあの駅と真ん中の開発地域をシャトル運転させればいいのである。

 

また我が家周辺でも起こっているコミュニティバス問題だが、2種免許がいるのである。これを緩和していく必要があるし、65歳から70歳程度の元気なお年寄りにやってもらおうとしても実際は、バス、タクシーと同じで、毎朝健康管理測定をして点呼をしてやらないといけないのである。これが実は運行前点呼である。従ってなかなか運用が難しいのはそこである。その法律を緩和しないといけないので、何か健康管理をする手法を考える必要があると言うことである。これを我がコミュニティのお年寄りたちは解っていないのでただの陳情の繰り返しになるのである。小生をしっかり雇えばいいのだが、たぶん陳情書を毎年書いて役所はやらないと愚痴をこぼすだけになるのである。知恵が少し必要なのであるのだが・・・

 

このように設計していくと実は水素とEVが両方必要な理由が良くわかり、日本がこの標準をとらないと産業が衰退する理由も良くわかる。私はすべてがEVになるとは思っていない。たぶんバランスだろうと思う。我が家はたぶんハイブリッド田園地域だと思いながら、なるだけハイブリッドな仕組みにしようと思いながら。誰か一緒に薪ハイブリッドをもう少し考えませんか(笑)

 

 

この街に期待したいと思いながら・・・