ベンチマークをドイツからイギリスに変えたエネルギー政策、なかな素晴らしいけど読み解くのが大変だよ | マルハビ日記

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マルチハビテーション・田舎暮らしなど移動しながら仕事をする会社員のお話。
都会暮らしを残しつつ、田舎にも生活の拠点を持つ‥‥。理想的な生活だと思います。
そんな双方生活の面白い??話 移動しているといろいろ考えてしまいます(笑)

東京のマンションの朝です。昨日は住宅太陽光の協会の委員会に経済産業省に行って出席する。結論は意見と同じなので非常にいいのだが、どうも経済産業省の顔色がおかしいし、その後協会の代表も相談するので再度エネルギー情勢懇談会の資料を読み解く。

 

これ昨日も書いたのだが、非常にお年を取った方が、2050年を設計するというどうもおかしな懇親会でこれでいろいろ決められているのはどうもおかしいと思うのだが、それに文句を言ってもなにも変わらない。意見としては委員構成をもう少し住宅とか民生も含めて若い委員も入れて欲しいとの要望をいれるべきだとは思っている。

 

よくよく読み込むと、電源コスト別の検証の考え方を大きく変えている。今までは電源単体コストと脱炭素化システムのコストを掛け合わせて、電力発電コストを計算していた。これは発電コスト検証WGという人たちが計算するのだが、この計算方式だと太陽光20円KW、原子力10円KWとなる。コマかな単位指摘しないでください。感覚でわかりやすく書いたらこうなる。

 

この評価方法をシステムコスト方式に変えるというのである。このシステムコストというのは、単体のコストだけでなく、安定化させるための費用も含めて考えていくというものである。太陽光なら安定電源にするために蓄電地とか送電網などの費用も含めて評価対象とするということである。これ昨晩読み込んでやっと理解できた。非常に難解な文章であり、通常のまじめな国民はこの文脈を読む取れないし、これで計算すると従来電源が有利である。原子力が非常に安く、太陽光発電は、蓄電地や送電網のいろいろなことを考えると100円とはいわないが大きな社会的投資を必要とするという数値になる。GWにもっと読み込もうとは思うのだが、大きな評価方法の変換である。安定電源が有利なのである。太陽光発電は安定化電源にしないといけない。

 

その次の大きな変革は、ベンチマークをドイツからイギリスにするということである。これドイツはCo2削減は国家的にあまり進んでいないまた大陸国家なので島国としての日本と考え方が異なるという理論である。これも資料読み解くには時間がかかるのだが、パラパラとPPTを眺めるのでは難しい。非常にPPTの作り方が精巧でして、小生も時間をかけてみると良くわかる。主要国の2050年シナリオとか国民1人あたりのCo2とかである。ドイツは1人あたり8.9トンで日本とあまり変わらない。フランスは原子力で4.4トン、イギリスは、6.0トンこれは原子力と再生可能エネルギーのベストミックスなのである。

 

よくできた資料で、イギリスは、ゼロエミ比率引き上げ(変動再エネ+原子力)、省エネ伝家推進、環境投資で世界を先導として、ドイツを変動再エネで頑張り、大幅な省エネ、そして途上国投資機運としている。ここらへんも絶妙な資料であり、またいろいろな意見があるので360度評価をするとの話である。

 

これをエネルギー基本計画に反映していくのである。エネルギー基本計画は、総合資源エネルギー調査会で検討される。柏木先生と中上先生が出席される委員会である。この構造であるので、太陽光の大容量化といわずに、LCCM住宅を多く推進していくことをうまく織り込むことが必要であり、LCCM住宅には敷地面積、良質な住宅形成が必要なので地方税である固定資産税を地域の住宅事情に合わせてコントロールすることで住宅のCo2削減を加速させるという考え方が一番いいのかもしれない。

 

ここまで読み解くのに昨晩、10時くらいから眺めて、一晩かかる。そしてブログ更新でもある。なるほど会議の雰囲気だけではなく、言い方も重要なのである。委員長になるのでこれくらいは仕事しないとと思いながら、しかし次の委員会は6月なので実は遅いのである。この夏までにまとめるので上記提案をエネルギー基本計画を作成する委員の先生に説明しないといけない。協会の代表の方とここらへん立ち回るか・・・

 

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今回は、アゴラ芸人方々の秀才的なシナリオであると感じながら。非常に資料が上手である。小生はツラツラ眺めるだけだと、勘違いしてしまう。上手である。ドイツからイギリスをベンチマークに変えるのはさすがである。俺の徹夜分の支払いは彼らから徴収するつもりである。今回の謎解きは複雑でもある。しかしパリ協定が正しいのかまでいけなかったのはまだまだであるな(笑)

 

 

 

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